道路・舗装

重要度 A専門土木で出題過去問 76問

道路・舗装は、2級土木施工管理技士 第一次検定の平成29年度〜令和8年度(19回)のうち19回で出題された論点です(収録1189問中76問・重要度A)。出題されるのは専門土木です。

要点:路床・路盤、アスファルト舗装・コンクリート舗装の施工と補修。

覚える要点

  • 路床は盛土 1 層仕上り 20cm 以下、切土は 30cm 以内の木根・転石除去、安定処理は路上混合(砂質土にセメント・粘性土に石灰、粒状生石灰は消化後に再混合)、置換えは掘削面以下を乱さない。プルーフローリングでたわみの大きい箇所を発見
  • 路盤は下層の粒状路盤 1 層 20cm 以下(修正 CBR 20%以上)、上層の粒度調整路盤 15cm 以下で最適含水比付近、加熱アスファルト安定処理は 10cm 以下(超えるとシックリフト)でフィニッシャ敷均し、セメント安定処理は硬化前に締固め完了、石灰安定処理はやや湿潤側
  • プライムコートは路盤の上(1〜2L/m²)、タックコートは基層・既設舗装・継目・構造物接触面(0.3〜0.6L/m²)。混合物は保温シートで運搬し 110℃以上で敷き均す
  • 締固めは継目転圧→初転圧(10〜12t ロードローラ、110〜140℃)→二次転圧(8〜20t タイヤローラ又は振動ローラ、終了 70〜90℃)→仕上げ転圧。交通開放は表面 50℃以下。上下層の継目は重ねない。タンピングローラは使わない
  • 破損は、わだち掘れ(横断方向の凹凸、流動・沈下・摩耗)、縦断方向の凹凸、ヘアクラック(細く短い、高温転圧等)、線状ひび割れ(継目など)、亀甲状ひび割れ(支持力低下、わだち部から広がる)
  • 補修はオーバーレイ(3cm 以上重ねる)、薄層オーバーレイ・表面処理(3cm 未満)、打換え(取り除いて造り直す)、切削(凸部を削る)、パッチング(局部を応急充填)、シール材注入(ひび割れ)。半たわみ性舗装はセメントミルク浸透
  • コンクリート舗装は版の曲げ抵抗で支える剛性舗装。横目地は車線に直交し膨張・収縮に対応、縦目地は車線に平行。鉄網は表面から版厚の 1/3、路盤紙は版の動きを妨げない。スプレッダ→フィニッシャ→フロート→ほうき目(水光りが消えてから)、湿潤養生、交通開放は曲げ強度 70%

勉強のしかた:毎年4問で専門土木の最多。路床・路盤・表層・補修・コンクリート舗装の順に数値(20cm・15cm・温度・散布量)を表にし、破損と補修工法は名称と説明の対応を暗記カードで繰り返す。

この論点の引っかけ・間違えやすい点

収録している過去問の解説から、道路・舗装で間違えやすい点を集めました。

  • 令和8年度 後期 No.24:路盤の上はプライムコート、アスファルト混合物の層と層の間はタックコート。散布する面で区別する。
  • 令和8年度 後期 No.25:初転圧=ロードローラ(110〜140℃)、二次転圧=タイヤローラ(終了70〜90℃)。ローラの種類を入れ替えた選択肢が定番である。
  • 令和8年度 後期 No.26:注入工法は名前のとおり「材料を注入して充塡する」工法である。鉄筋で連結する発想はコンクリート舗装の補修のものである。
  • 令和8年度 後期 No.27:横目地=車線に直交(横断方向)、縦目地=車線方向。表面仕上げの順序(荒→平坦→粗面)もよく問われる。
  • 令和8年度 前期 No.24:路床の「安定処理」に用いる安定材はセメントや石灰であり、砕石等の粒状材料と混同しない。
  • 令和8年度 前期 No.25:継目転圧は最後ではなく最初に行う。プライムコートの散布量(1〜2ℓ/m²)との取り違えにも注意する。

この論点の問題

アスファルト舗装の路盤の施工令和8年度 後期 No.24
アスファルト舗装の締固め(転圧)令和8年度 後期 No.25
アスファルト舗装の維持修繕工法令和8年度 後期 No.26
普通コンクリート舗装の施工令和8年度 後期 No.27
アスファルト舗装の路床の施工令和8年度 前期 No.24
アスファルト舗装の施工令和8年度 前期 No.25
アスファルト舗装の維持修繕令和8年度 前期 No.26
普通コンクリート舗装の施工令和8年度 前期 No.27
アスファルト舗装の路盤の施工令和7年度 後期 No.24
アスファルト舗装の施工(散布量・転圧)令和7年度 後期 No.25
アスファルト舗装の維持修繕工法令和7年度 後期 No.26
コンクリート舗装の特徴令和7年度 後期 No.27
アスファルト舗装の路床の施工令和7年度 前期 No.24
アスファルト舗装の施工(舗設・転圧)令和7年度 前期 No.25
アスファルト舗装の破損令和7年度 前期 No.26
道路のコンクリート舗装の特徴令和7年度 前期 No.27
アスファルト舗装の路盤の施工令和6年度 後期 No.24
アスファルト舗装の締固め令和6年度 後期 No.25
アスファルト舗装の補修工法令和6年度 後期 No.26
コンクリート舗装の施工上の留意点令和6年度 後期 No.27
アスファルト舗装の路床令和6年度 前期 No.24
アスファルト舗装の施工令和6年度 前期 No.25
アスファルト舗装の破損の特徴令和6年度 前期 No.26
道路のコンクリート舗装の特徴令和6年度 前期 No.27
アスファルト舗装の路床の施工令和5年度 後期 No.19
アスファルト混合物の締固め令和5年度 後期 No.20
アスファルト舗装の補修工法令和5年度 後期 No.21
コンクリート舗装の施工令和5年度 後期 No.22
アスファルト舗装の上層路盤の施工令和5年度 前期 No.19
アスファルト混合物の施工令和5年度 前期 No.20
アスファルト舗装の破損令和5年度 前期 No.21
道路のコンクリート舗装令和5年度 前期 No.22
アスファルト舗装の路床の施工令和4年度 後期 No.19
アスファルト舗装の締固め令和4年度 後期 No.20
アスファルト舗装の補修工法令和4年度 後期 No.21
普通コンクリート舗装の施工令和4年度 後期 No.22
アスファルト舗装の下層・上層路盤の施工令和4年度 前期 No.19
アスファルト舗装の施工令和4年度 前期 No.20
アスファルト舗装の破損令和4年度 前期 No.21
コンクリート舗装の施工令和4年度 前期 No.22
アスファルト舗装の上層路盤の施工令和3年度 後期 No.19
アスファルト舗装の締固め令和3年度 後期 No.20
アスファルト舗装の補修工法令和3年度 後期 No.21
道路のコンクリート舗装令和3年度 後期 No.22
アスファルト舗装の路床・路盤の施工令和3年度 前期 No.19
アスファルト舗装の施工(敷均し・転圧)令和3年度 前期 No.20
アスファルト舗装の破損令和3年度 前期 No.21
道路のコンクリート舗装令和3年度 前期 No.22
アスファルト舗装の構築路床の安定処理令和2年度 No.19
アスファルト混合物の締固め令和2年度 No.20
アスファルト舗装の補修工法令和2年度 No.21
道路のコンクリート舗装令和2年度 No.22
アスファルト舗装の構築路床の安定処理令和元年度 後期 No.19
アスファルト舗装の施工(温度管理)令和元年度 後期 No.20
アスファルト舗装の破損令和元年度 後期 No.21
道路の普通コンクリート舗装令和元年度 後期 No.22
アスファルト舗装の路床・路盤の施工令和元年度 前期 No.19
アスファルト舗装道路の施工令和元年度 前期 No.20
アスファルト舗装の破損令和元年度 前期 No.21
道路の普通コンクリート舗装令和元年度 前期 No.22
アスファルト舗装の上層路盤の施工平成30年度 後期 No.19
アスファルト舗装の施工平成30年度 後期 No.20
アスファルト舗装の破損の種類平成30年度 後期 No.21
普通コンクリート舗装の表面仕上げの手順平成30年度 後期 No.22
アスファルト舗装の路床平成30年度 前期 No.19
アスファルト舗装の施工(継目・転圧)平成30年度 前期 No.20
アスファルト舗装の補修工法平成30年度 前期 No.21
コンクリート舗装の施工機械・道具と作業平成30年度 前期 No.22
アスファルト舗装の種類平成29年度 第2回 No.19
アスファルト舗装の施工平成29年度 第2回 No.20
アスファルト舗装の補修工法平成29年度 第2回 No.21
普通コンクリート舗装の施工平成29年度 第2回 No.22
アスファルト舗装の破損平成29年度 No.19
アスファルト舗装の締固め平成29年度 No.20
アスファルト舗装の施工平成29年度 No.21
道路の普通コンクリート舗装平成29年度 No.22

同じ分野で出る論点

専門土木では次の論点も問われます(問題の多い順)。まとめて対策すると得点が安定します。

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