品質管理

重要度 A共通工学・施工管理法・施工管理法(基礎的な能力)で出題過去問 76問

品質管理は、2級土木施工管理技士 第一次検定の平成29年度〜令和8年度(19回)のうち19回で出題された論点です(収録1189問中76問・重要度A)。出題されるのは共通工学・施工管理法・施工管理法(基礎的な能力)です。

要点:管理図・ヒストグラム、品質特性と試験方法(盛土・コンクリート・舗装)。

覚える要点

  • PDCA は品質特性の選定・品質規格と作業標準の決定(P)→作業標準に基づく実施(D)→統計的手法で解析・検討(C)→異常原因の追究と除去(A)。ロットは等しい条件でつくった品物の集まり
  • ヒストグラムは横軸に測定値・縦軸に度数の柱状図でばらつきの状態を見る(時間変化は不明)。平均が規格の中央で左右対称が良好、規格外が出たら規格を広げず工程を改善。総数は度数の合計、範囲は最大−最小
  • x̄-R 管理図は折れ線で、x̄ は組の平均値で平均の変動、R は最大−最小の範囲でばらつきを管理。中心線と 3σ の管理限界線をもち、限界外や連・周期などのくせがあれば異常。計量値(連続量)用で、個数などは計数値
  • 盛土の締固めは空気間隙を減らして透水性を下げ安定させる。品質規定方式は締固め度・空気間隙率等を規定し方法は施工者任せ、工法規定方式は機種・回数・敷均し厚を規定。最大乾燥密度が得られるのが最適含水比で、密度は砂置換法・RI 計器で測る
  • レディーミクストコンクリートは荷卸し地点で強度・スランプ・空気量・塩化物含有量の 4 項目を検査。スランプ 8〜18cm で±2.5cm、空気量±1.5%(指定値基準)、塩化物イオン 0.30kg/m³ 以下、強度は 1 回が呼び強度の 85%以上かつ 3 回平均が呼び強度以上(材齢 28 日)
  • 路床の支持力=CBR 試験・平板載荷試験、締固め度=砂置換法・RI、最適含水比=締固め試験、粒度=ふるい分け、混合物の安定度=マーシャル安定度試験、アスファルトの硬さ=針入度、平坦性=3m プロフィルメータ、スランプ=スランプ試験。プルーフローリングは路床・路盤の不良箇所の発見

勉強のしかた:毎年4問(ヒストグラム・管理図、盛土の規定方式、レディーミクストコンクリートの判定、試験方法)。受入れ検査の数値と2つの規定方式は毎年出るので最優先、管理図とヒストグラムは図を読む練習をする。

この論点の引っかけ・間違えやすい点

収録している過去問の解説から、品質管理で間違えやすい点を集めました。

  • 令和8年度 後期 No.55:試験名と求める値の組合せ(マーシャル=安定度、平板載荷・CBR=支持力、砂置換・RI=密度・締固め度、ふるい分け=粒度)を整理しておく。
  • 令和8年度 後期 No.56:品質の項目は「強度・スランプ(スランプフロー)・空気量・塩化物含有量」の4つ。塩化物含有量を落とした選択肢がよく出る。
  • 令和8年度 後期 No.65:管理図の管理線は「中心線・上方管理限界・下方管理限界」。バナナカーブは工程管理(出来高)の曲線である。
  • 令和8年度 後期 No.66:締固めの効果は土質と含水比で大きく変わり、最適含水比付近で最も締まる。「変化しない」は誤り。工法規定方式(機種・回数・厚さを規定)と品質規定方式(締固め度などの品質を規定)を区別する。
  • 令和8年度 前期 No.55:試験名と品質特性の対応(針入度=硬さ、伸度=伸び、マーシャル=混合物の安定度、CBR=支持力)を整理しておく。
  • 令和8年度 前期 No.56:スランプの許容差はスランプ値で異なる(2.5cmは±1cm、5・6.5cmは±1.5cm、8〜18cmは±2.5cm、21cmは±1.5cm)。

この論点の問題

工種・品質特性と試験方法令和8年度 後期 No.55
レディーミクストコンクリートの品質管理令和8年度 後期 No.56
x̄-R管理図令和8年度 後期 No.65
盛土の締固めの品質管理令和8年度 後期 No.66
アスファルト舗装の品質特性と試験方法令和8年度 前期 No.55
レディーミクストコンクリートの受入検査令和8年度 前期 No.56
品質管理に用いるヒストグラム令和8年度 前期 No.65
盛土の締固めの品質管理令和8年度 前期 No.66
品質特性と確認方法令和7年度 後期 No.55
レディーミクストコンクリートの圧縮強度試験令和7年度 後期 No.56
x̄-R管理図の作成令和7年度 後期 No.65
盛土の締固めの品質管理令和7年度 後期 No.66
アスファルト舗装の品質特性と試験方法令和7年度 前期 No.55
レディーミクストコンクリートの試験結果の判定令和7年度 前期 No.56
x̄-R管理図の特徴令和7年度 前期 No.65
盛土の締固めにおける品質管理令和7年度 前期 No.66
アスファルト舗装の品質特性と試験方法令和6年度 後期 No.55
レディーミクストコンクリートの受入れ判定令和6年度 後期 No.56
x̄-R管理図の作成令和6年度 後期 No.65
盛土の締固めの品質管理令和6年度 後期 No.66
x̄-R管理図のx̄とRの値令和6年度 前期 No.55
レディーミクストコンクリートの品質管理令和6年度 前期 No.56
ヒストグラムの読み取り令和6年度 前期 No.65
盛土の締固めの品質管理令和6年度 前期 No.66
品質管理のPDCA令和5年度 後期 No.50
レディーミクストコンクリートの受入れ検査令和5年度 後期 No.51
管理図の特徴と用語令和5年度 後期 No.60
盛土の締固めの品質管理令和5年度 後期 No.61
工種・品質特性と試験方法の組合せ令和5年度 前期 No.50
レディーミクストコンクリートの品質管理令和5年度 前期 No.51
x̄-R管理図の特徴令和5年度 前期 No.60
盛土の締固めの品質管理令和5年度 前期 No.61
品質管理の用語(ロット・サンプル)令和4年度 後期 No.50
レディーミクストコンクリートの受入れ検査の判定令和4年度 後期 No.51
x̄-R管理図の用語と管理線令和4年度 後期 No.60
盛土の締固めの品質管理令和4年度 後期 No.61
アスファルト舗装の品質特性と試験方法令和4年度 前期 No.50
レディーミクストコンクリートの品質管理令和4年度 前期 No.51
品質管理のヒストグラム令和4年度 前期 No.60
盛土の締固めの品質管理令和4年度 前期 No.61
工種・品質特性と試験方法令和3年度 後期 No.50
レディーミクストコンクリートの受入れ検査令和3年度 後期 No.51
管理図の見方(A工区・B工区)令和3年度 後期 No.60
盛土の締固めの品質管理令和3年度 後期 No.61
品質管理のPDCAの手順令和3年度 前期 No.50
レディーミクストコンクリートの品質管理令和3年度 前期 No.51
A工区・B工区のヒストグラム令和3年度 前期 No.60
盛土の締固めの品質管理令和3年度 前期 No.61
品質管理の品質特性と確認方法令和2年度 No.56
x̄-R管理図のx̄とRの算出令和2年度 No.57
盛土の締固めの品質令和2年度 No.58
レディーミクストコンクリートの受入れ検査の判定令和2年度 No.59
x̄-R管理図の特徴令和元年度 後期 No.56
ヒストグラムの読み取り令和元年度 後期 No.57
盛土の締固めの品質令和元年度 後期 No.58
レディーミクストコンクリートの受入れ判定令和元年度 後期 No.59
x̄-R管理図のx̄とRの値令和元年度 前期 No.56
品質管理に用いるヒストグラム令和元年度 前期 No.57
盛土の締固めの品質令和元年度 前期 No.58
レディーミクストコンクリートの品質管理令和元年度 前期 No.59
品質特性と試験方法平成30年度 後期 No.56
x̄-R管理図の特徴平成30年度 後期 No.57
盛土の品質(締固め)平成30年度 後期 No.58
レディーミクストコンクリートの受入検査平成30年度 後期 No.59
品質管理のPDCAの手順平成30年度 前期 No.56
ヒストグラムと標準偏差の大小平成30年度 前期 No.57
盛土の締固めの品質管理平成30年度 前期 No.58
レディーミクストコンクリートの受入れ判定平成30年度 前期 No.59
加熱アスファルト混合物の配合設計の試験平成29年度 第2回 No.56
ヒストグラムの見方平成29年度 第2回 No.57
盛土の締固めの品質平成29年度 第2回 No.58
レディーミクストコンクリートの受入れ検査平成29年度 第2回 No.59
アスファルト舗装の路床の強さの判定試験平成29年度 No.56
品質管理のヒストグラム平成29年度 No.57
盛土の締固めの品質管理平成29年度 No.58
レディーミクストコンクリートの判定基準平成29年度 No.59

同じ分野で出る論点

共通工学・施工管理法・施工管理法(基礎的な能力)では次の論点も問われます(問題の多い順)。まとめて対策すると得点が安定します。

出題実績は資格試験対策.netが平成29年度〜令和8年度の収録問題を集計したものです。要点と解説は当サイトの独自コンテンツです。最終更新 。