工程管理
重要度 B共通工学・施工管理法・施工管理法(基礎的な能力)で出題過去問 38問
工程管理は、2級土木施工管理技士 第一次検定の平成29年度〜令和8年度(19回)のうち19回で出題された論点です(収録1189問中38問・重要度B)。出題されるのは共通工学・施工管理法・施工管理法(基礎的な能力)です。
要点:工程表(バーチャート・ネットワーク)、クリティカルパス、工程と原価の関係。
覚える要点
- 工程表は施工順序と所要日数を図表化したもので、実施工程が計画をやや上回る程度に管理し、差が出たら原因を追及して改善する。進捗状況を全作業員に周知して作業能率を高める
- バーチャートは横軸に日数で各作業の必要日数を棒線で表す(作業間の関連は不明確)、ガントチャートは横軸に達成度(日数は不明)、グラフ式は工種ごとの工程を斜線で、出来高累計曲線は全体の出来高比率の累計を S 字の曲線で、ネットワーク式は作業相互の関連・順序・日数を表す
- バナナ曲線は縦軸に出来高比率・横軸に時間経過比率をとり、上方限界を超えると進み過ぎ(不経済)、下方限界を下回ると遅れ。間にあれば許容範囲
- ネットワークはダミー(点線、日数 0)を順序関係として必ず含め、合流点では最も遅い経路の値をとり、最長経路がクリティカルパス。余裕日数=最遅時刻−(開始+所要日数)
勉強のしかた:毎年2問でネットワーク計算は必出。最早開始時刻をイベントごとに書き込みダミーを見落とさない練習を繰り返し、工程表5種の軸と特徴を表で覚える。
この論点の引っかけ・間違えやすい点
収録している過去問の解説から、工程管理で間違えやすい点を集めました。
- 令和8年度 後期 No.61:上方限界を超えると「進み過ぎ(不経済な施工のおそれ)」、下方限界を下回ると「遅れ」。上下を逆にした記述に注意する。
- 令和8年度 後期 No.62:④にはCとダミーの2本が入るので、大きいほう(C経由の10日)をとる。ダミー経由の8日を採ると誤る。
- 令和8年度 前期 No.61:ガントチャートは横軸が達成度(%)で、作業日数や作業相互の関連はわからない。作業の関連を表すのはネットワーク式工程表である。
- 令和8年度 前期 No.62:ダミー(③→④)を見落とすと④を9日、⑤を15日と計算し、工期を20日と誤る。
- 令和7年度 後期 No.61:③は「施工順序」までは正しく、後半の「実行予算」だけが誤りなので見落としやすい。
- 令和7年度 後期 No.62:ダミー(③→④)があるため、④の最早時刻はCの11日とBの10日の大きい方になる。Bだけを見て10日としないこと。
この論点の問題
工程管理曲線(バナナ曲線)令和8年度 後期 No.61
ネットワーク式工程表(クリティカルパス・工期)令和8年度 後期 No.62
工程表の種類と特徴令和8年度 前期 No.61
ネットワーク式工程表令和8年度 前期 No.62
工程管理の考え方令和7年度 後期 No.61
ネットワーク式工程表(クリティカルパス・工期)令和7年度 後期 No.62
工程表の名称と特徴令和7年度 前期 No.61
ネットワーク式工程表(クリティカルパス・工期)令和7年度 前期 No.62
工程表の種類と特徴令和6年度 後期 No.61
ネットワーク式工程表(クリティカルパス・工期)令和6年度 後期 No.62
工程管理曲線(バナナ曲線)令和6年度 前期 No.61
ネットワーク式工程表(クリティカルパス・工期)令和6年度 前期 No.62
工程管理の基本的な考え方令和5年度 後期 No.56
ネットワーク式工程表の読み方令和5年度 後期 No.57
工程管理に用いる工程表令和5年度 前期 No.56
ネットワーク式工程表令和5年度 前期 No.57
工程表の種類と特徴令和4年度 後期 No.56
ネットワーク式工程表(クリティカルパス・工期)令和4年度 後期 No.57
工程管理の基本事項令和4年度 前期 No.56
ネットワーク式工程表令和4年度 前期 No.57
工程管理の基本事項令和3年度 後期 No.56
ネットワーク式工程表(クリティカルパス・工期)令和3年度 後期 No.57
工程表の種類と特徴令和3年度 前期 No.56
ネットワーク式工程表令和3年度 前期 No.57
工程管理の留意事項令和2年度 No.50
ネットワーク式工程表のクリティカルパス令和2年度 No.51
工程管理と工程表令和元年度 後期 No.50
ネットワーク式工程表のクリティカルパス令和元年度 後期 No.51
工程管理曲線(バナナ曲線)令和元年度 前期 No.50
ネットワーク式工程表のクリティカルパス令和元年度 前期 No.51
工程管理曲線(バナナ曲線)平成30年度 後期 No.50
ネットワーク式工程表のクリティカルパス平成30年度 後期 No.51
工程表の種類と特徴平成30年度 前期 No.50
ネットワーク式工程表のクリティカルパス平成30年度 前期 No.51
工程管理(工程表の特徴)平成29年度 第2回 No.50
ネットワーク式工程表(クリティカルパス)平成29年度 第2回 No.51
工程管理の基本事項平成29年度 No.50
ネットワーク式工程表のクリティカルパス平成29年度 No.51
同じ分野で出る論点
共通工学・施工管理法・施工管理法(基礎的な能力)では次の論点も問われます(問題の多い順)。まとめて対策すると得点が安定します。
出題実績は資格試験対策.netが平成29年度〜令和8年度の収録問題を集計したものです。要点と解説は当サイトの独自コンテンツです。最終更新 。