平成29年度 第2回 No.57論点:品質管理重要度 A配点 1点未着手

ヒストグラムの見方

これは2級土木施工管理技士 第一次検定 平成29年度 第2回(2018年2月25日(日)実施) No.57の問題です。論点は「品質管理」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。

下図のA〜Dのヒストグラムに関する次の記述のうち,適当でないものはどれか。

ただし,図中のx̄は平均値を表わす。

A〜Dの4つのヒストグラム。各図の上部に,下限と上限の縦線の間を示す「規格」の矢印と,「製品のバラツキ」の範囲を示す矢印があり,中央付近の一点鎖線は平均値x̄を示す。A:左右非対称の山形の分布で,製品のバラツキの範囲が下限から上限までいっぱいに広がり,両端の柱が下限・上限の線に接している。B:左右ほぼ対称の山形の分布で,平均値が規格の中央にあり,製品のバラツキの範囲(点線)は下限・上限の内側に収まり,両側に余裕がある。C:平均値が規格の中央にある山形の分布だが,すそが長く,製品のバラツキの範囲(点線)が下限・上限の外側まで広がり,規格外にも柱がある。D:下限寄り(平均値より左)に高い山,上限付近にもう一つの小さな山がある二つの山の分布で,右側の山の一部が上限の外側(点線まで)にはみ出している。

解答欄

選択肢を 1 つ選んで「採点する」を押してください。

正解

正解:(3) C図は,規格値の範囲の外にデータがあり,規格値の幅を広げる必要がある。

解き方

  1. C図は、平均値は規格の中央にあるが、ばらつきが大きく規格値の外にもデータがある。この場合は規格値の幅を広げるのではなく、ばらつきを小さくするよう工程(作業方法)を改善する必要がある。よって (3) が適当でない。
  2. A図は規格を満たしているが下限・上限いっぱいで余裕がない。B図は規格を満たし平均値が中央にあって両側に余裕がある。D図は山が二つあり、異なる条件(材料・機械・作業者など)のデータが混じっているおそれがあるので、データを再度調べて層別する。

選択肢ごとの解説

  1. (1)適当。A図は下限・上限いっぱいにばらついており、ゆとりがない。
  2. (2)適当。B図は規格値を満たし、平均値が規格の中央にある。
  3. (3)適当でない。規格外のデータがあるときは、ばらつきを小さくするよう工程を改善する。
  4. (4)適当。D図は山が二つあり、データを再度調べて原因を確かめる必要がある。
引っかけ:規格値は品質の要求であり、規格外が出たからといって規格値を広げるのは誤り。改善の対象は工程のばらつきである。

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出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した2級土木施工管理技士 第一次検定 平成29年度 第2回(2018年2月25日(日)実施) No.57。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する