令和4年度 後期 No.51論点:品質管理重要度 A配点 1点未着手

レディーミクストコンクリートの受入れ検査の判定

これは2級土木施工管理技士 第一次検定 令和4年度 後期(2022年10月23日(日)実施) No.51の問題です。論点は「品質管理」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘・現行の法令・基準との関係が読めます。

呼び強度24,スランプ12cm,空気量5.0%と指定したJIS A 5308レディーミクストコンクリートの試験結果について,各項目の判定基準を満足しないものは次のうちどれか。

解答欄

選択肢を 1 つ選んで「採点する」を押してください。

正解

正解:(4) 空気量試験の結果は,3.0%であった。

解き方

  1. JIS A 5308 では、圧縮強度は1回の試験結果が呼び強度の強度値の85%以上、かつ3回の試験結果の平均値が呼び強度の強度値以上で合格とする。24×0.85=20.4N/mm² なので、1回21.0N/mm²、3回平均24.0N/mm² はいずれも満足する。
  2. スランプ12cm(8cm以上18cm以下)の許容差は±2.5cmで、許容範囲は9.5〜14.5cm。10.0cm は満足する。
  3. 空気量の許容差は±1.5%で、指定5.0%に対する許容範囲は3.5〜6.5%。3.0%は下回るので (4) が判定基準を満足しない。

選択肢ごとの解説

  1. (1)満足する。24×0.85=20.4N/mm² 以上なので、21.0N/mm² は合格である。
  2. (2)満足する。3回の平均値が呼び強度の強度値24N/mm² 以上なので合格である。
  3. (3)満足する。スランプ12cmの許容差は±2.5cmで、10.0cmは範囲内である。
  4. (4)満足しない。空気量の許容差は±1.5%で、5.0%に対して3.5%を下回る。
引っかけ:空気量の許容差 ±1.5% は指定した値(ここでは5.0%)を基準にとる。普通コンクリートの標準4.5%を基準にしないこと。
現行法令との関係:JIS A 5308 は2024年3月に改正された(JIS A 5308:2024)。主な改正点は普通コンクリートのスランプ10cmの区分の廃止、スランプ・空気量試験の頻度の見直し、舗装コンクリートでの圧縮強度試験の採用などとされ、この問題で使う強度の判定(1回85%以上・3回平均が呼び強度以上)、スランプ12cmの許容差±2.5cm、空気量の許容差±1.5%の変更は挙がっていない。この問題の答えは変わらない。

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出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した2級土木施工管理技士 第一次検定 令和4年度 後期(2022年10月23日(日)実施) No.51。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する