令和6年度 後期 No.65論点:品質管理重要度 A配点 1点未着手

x̄-R管理図の作成

これは2級土木施工管理技士 第一次検定 令和6年度 後期(2024年10月27日(日)実施) No.65の問題です。論点は「品質管理」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。

x̄-R管理図の作成に関する下記の①〜④の4つの記述のうち,適当なもののみを全てあげている組合せは,次のうちどれか。

① 各組の試料の平均値x̄を計算し,各組の最大測定値と平均値の差Rを計算する。

② x̄管理図とR管理図の中心線の値は,x̄とRのそれぞれの中央値となる。

③ x̄管理図,R管理図の上方,下方管理限界線をそれぞれの管理限界公式で計算する。

④ 中心線,管理限界線及び求められたx̄とRをそれぞれ管理図用紙に記入する。

x̄-R管理図の例。横軸は組の番号(1〜12)。上段がx̄管理図で,中心線(CL)を実線,上方管理限界(UCL)と下方管理限界(LCL)を破線で示し,各組のx̄を黒丸で結んでいる(すべて管理限界の内側)。下段がR管理図で,中心線(CL)を実線,上方管理限界(UCL)を破線で示し,各組のRを×印で結んでいる(すべて上方管理限界より下)。

解答欄

選択肢を 1 つ選んで「採点する」を押してください。

正解

正解:(4) ③④

解き方

  1. x̄-R管理図は,各組の平均値x̄と範囲R(組内の最大値と最小値の差)を計算し,x̄の総平均x̿とRの平均R̄を中心線とする。
  2. ①はRを「最大測定値と平均値の差」としており誤り,②は中心線を「中央値」としており誤りである。③管理限界線を管理限界公式(x̿±A₂R̄,D₄R̄・D₃R̄)で計算すること,④中心線・管理限界線と求めたx̄・Rを記入することは適当で,③④の(4)が正しい組合せである。

選択肢ごとの解説

  1. (1)適当でない。①のRは最大値と最小値の差,②の中心線は平均値である。
  2. (2)適当でない。①のRの定義が誤っている。
  3. (3)適当でない。②の中心線は中央値ではなく平均値(x̿,R̄)である。
  4. (4)適当。③④がx̄-R管理図の作成手順として適当である。
引っかけ:Rは範囲(最大値-最小値),中心線は総平均x̿と範囲の平均R̄。中央値を使うのはMe-R管理図など別の管理図である。

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出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した2級土木施工管理技士 第一次検定 令和6年度 後期(2024年10月27日(日)実施) No.65。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する