令和3年度 前期 No.60論点:品質管理重要度 A配点 1点未着手

A工区・B工区のヒストグラム

これは2級土木施工管理技士 第一次検定 令和3年度 前期(2021年6月6日(日)実施) No.60の問題です。論点は「品質管理」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。

A工区,B工区における測定値を整理した下図のヒストグラムについて記載している下記の文章中の[  ]の(イ)〜(ニ)に当てはまる語句の組合せとして,適当なものは次のうちどれか。

ヒストグラムは測定値の[ (イ) ]の状態を知る統計的手法である。

A工区における測定値の総数は[ (ロ) ]で,B工区における測定値の最大値は,[ (ハ) ]である。

より良好な結果を示しているのは[ (ニ) ]の方である。

A工区とB工区のヒストグラムを左右に並べた図。どちらも縦軸は度数(0〜50,目盛りは10ごと),横軸は測定値(25〜36の目盛り),図中に「n = 100」とある。どちらの図も,25と26の間に「下限規格値」,36の右側に「上限規格値」の縦の破線がある。A工区:柱は測定値28〜34にあり,最も高い柱は31で,その上に「35」と表示。目盛りから読むと度数はおよそ28が2,29が10,30が20,31が35,32が20,33が10,34が3。B工区:柱は測定値27〜36にあり,最も高い柱は32で,その上に「25」と表示。目盛りから読むと度数はおよそ27が2,28が4,29が5,30が8,31が18,32が25,33が18,34が10,35が6,36が4。

解答欄

選択肢を 1 つ選んで「採点する」を押してください。

正解

正解:(3) (イ) ばらつき ― (ロ) 100 ― (ハ) 36 ― (ニ) A工区

解き方

  1. ヒストグラムは、測定値の範囲をいくつかの区間に分け、各区間の度数を柱状に表して、測定値のばらつきの状態(分布の形、中心の位置、規格値との関係)を知る統計的手法である。
  2. 図中の n=100 より A工区の測定値の総数は100で、B工区の柱は測定値36まであるので最大値は36である(25は最も高い柱の度数)。
  3. A工区は分布が規格の中央付近に集まり、上下限規格値との間に余裕がある。B工区はばらつきが大きく上限規格値に近いため、より良好なのは A工区である。したがって (3) である。

選択肢ごとの解説

  1. (1)適当でない。25 は度数で、B工区の最大値は36、良好なのは A工区である。
  2. (2)適当でない。(イ) はばらつき、(ロ) は100、(ニ) は A工区である。
  3. (3)適当。ばらつき、100、36、A工区の組合せである。
  4. (4)適当でない。(イ) はばらつき、(ロ) は100、(ハ) は36である。
引っかけ:「測定値の最大値」を最も高い柱の度数(25)と取り違えやすい。測定値は横軸で読む。

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出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した2級土木施工管理技士 第一次検定 令和3年度 前期(2021年6月6日(日)実施) No.60。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する