ネットワーク式工程表(クリティカルパス・工期)
これは2級土木施工管理技士 第一次検定 令和3年度 後期(2021年10月24日(日)実施) No.57の問題です。論点は「工程管理」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
下図のネットワーク式工程表について記載している下記の文章中の[ ]の(イ)〜(ニ)に当てはまる語句の組合せとして,正しいものは次のうちどれか。
ただし,図中のイベント間のA〜Gは作業内容,数字は作業日数を表す。
[ (イ) ]及び[ (ロ) ]は,クリティカルパス上の作業である。
作業Bが[ (ハ) ]遅延しても,全体の工期に影響はない。
この工程全体の工期は,[ (ニ) ]である。

解答欄
正解
正解:(3) (イ) 作業C ― (ロ) 作業F ― (ハ) 1日 ― (ニ) 19日
解き方
- 各イベントの最早開始時刻を求める。①は3日、②は3+4=7日、③は①→③の3+5=8日とダミー②→③の7日のうち大きい8日、④は8+8=16日、⑤は②→⑤の7+5=12日、③→⑤の8+7=15日、ダミー④→⑤の16日のうち最大の16日、⑥は16+3=19日である。
- 工期は19日で、クリティカルパスはA→C→F→(ダミー)→Gである。(イ)(ロ) は作業Cと作業Fになる。
- ②の最遅完了時刻は、ダミー②→③を通る8日(③の最遅完了時刻 = 16 − 8)と、作業Dを通る16 − 5 = 11日のうち小さい8日である。作業Bは3+4=7日に終わるので余裕は8 − 7 = 1日となり、1日遅れても工期に影響しない。(3) が正しい。
選択肢ごとの解説
- (1)誤り。作業Dはクリティカルパス上になく、工期は19日である。
- (2)誤り。作業Bの余裕は1日で、クリティカルパスは作業C・Fを通る。
- (3)正しい。(イ)作業C、(ロ)作業F、(ハ)1日、(ニ)19日である。
- (4)誤り。作業Bはクリティカルパス上になく、余裕は1日、工期は19日である。
引っかけ:作業Bはダミー②→③で作業E・Fにつながるため、余裕は作業D側だけで見た4日(11 − 7)ではなく1日になる。点線のダミーを見落とさないようにする。
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出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した2級土木施工管理技士 第一次検定 令和3年度 後期(2021年10月24日(日)実施) No.57。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する