工程管理に用いる工程表
これは2級土木施工管理技士 第一次検定 令和5年度 前期(2023年6月4日(日)実施) No.56の問題です。論点は「工程管理」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
工程管理に用いられる工程表に関する下記の①〜④の4つの記述のうち,適当なもののみを全てあげている組合せは次のうちどれか。
① 曲線式工程表には,バーチャート,グラフ式工程表,出来高累計曲線とがある。
② バーチャートは,図1のように縦軸に日数をとり,横軸にその工事に必要な距離を棒線で表す。
③ グラフ式工程表は,図2のように出来高又は工事作業量比率を縦軸にとり,日数を横軸にとって工種ごとの工程を斜線で表す。
④ 出来高累計曲線は,図3のように縦軸に出来高比率をとり横軸に工期をとって,工事全体の出来高比率の累計を曲線で表す。
,横軸に距離[m](目盛0,100,200,300)をとったグラフ。掘削工・安定処理工・舗装工の進み具合を右上がりの斜線で表し,予定は実線,実績は破線。掘削工と安定処理工の線は15日から25日の間(「休日」と記入)で縦に上がっている。舗装工は25日付近から50日までの右上がりの実線。図2:縦軸に[%](目盛0,50,100),横軸に日数(9/4,9/7,9/9,9/13,9/16)をとったグラフ。掘削工は9/4の0%から9/9の100%へ,鉄筋工は9/7の0%から9/13の100%へ,コンクリート工は9/13の0%から9/16の100%へ,それぞれ右上がりの斜線で表す。予定は実線,実績は破線(掘削工と鉄筋工の途中まで)。図3:縦軸に[%](目盛50,100),横軸に工期(初期・中期・終期に区分)をとったグラフ。予定は0%から100%まで増えるS字形の実線の曲線で,「S字形が理想的」と記入。実績は破線で,初期から中期のはじめまで予定の曲線の近くに描かれている。](/doboku-2-1ji/fig/r20231-56-1.png)
解答欄
正解
正解:(3) ③④
解き方
- 曲線式工程表にはグラフ式工程表と出来高累計曲線があり、バーチャートは横線式工程表に分類されるので①は適当でない。
- 図1は縦軸に日数、横軸に距離をとって作業の進行を斜線で表す斜線式(座標式)工程表であり、バーチャートは縦軸に工種、横軸に日数をとって棒線で表すので②は適当でない。
- ③のグラフ式工程表(図2)と④の出来高累計曲線(図3)の説明は適当であり、③④の (3) が正解である。
選択肢ごとの解説
- (1)適当でない。①②はいずれも適当でない。
- (2)適当でない。②は適当でない。
- (3)適当。③④のみが適当である。
- (4)適当でない。①は適当でない。
引っかけ:図1は延長の長い道路・トンネル工事に用いる斜線式工程表である。バーチャートは工種ごとの横棒で、日数は横軸にとる。
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→令和5年度 前期の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した2級土木施工管理技士 第一次検定 令和5年度 前期(2023年6月4日(日)実施) No.56。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する