ネットワーク式工程表(クリティカルパス・工期)
これは2級土木施工管理技士 第一次検定 令和4年度 後期(2022年10月23日(日)実施) No.57の問題です。論点は「工程管理」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
下図のネットワーク式工程表について記載している下記の文章中の[ ]の(イ)〜(ニ)に当てはまる語句の組合せとして,正しいものは次のうちどれか。
ただし,図中のイベント間のA〜Gは作業内容,数字は作業日数を表す。
[ (イ) ]及び[ (ロ) ]は,クリティカルパス上の作業である。
作業Bが[ (ハ) ]遅延しても,全体の工期に影響はない。
この工程全体の工期は,[ (ニ) ]である。

解答欄
正解
正解:(2) (イ) 作業C ― (ロ) 作業E ― (ハ) 2日 ― (ニ) 21日間
解き方
- 最早開始時刻は、①=3、②=3+4=7、③=max(3+6, 7+0)=9、④=9+8=17、⑤=max(7+8, 9+9, 17+0)=18、⑥=18+3=21 日となる。
- 最長経路は A→C→E→G(3+6+9+3=21日)で、クリティカルパス上の作業は C と E、工期は21日間である。
- 最遅完了時刻は⑤=18、③=18−9=9、②=min(9−0, 18−8)=9 なので、作業Bのトータルフロートは 9−3−4=2日。Bは2日遅れても工期に影響しない。よって (2) が正しい。
選択肢ごとの解説
- (1)誤り。B・Dはクリティカルパス上になく、Bの余裕は2日、工期は21日間である。
- (2)正しい。クリティカルパスはA→C→E→Gで、Bの余裕は2日、工期は21日間である。
- (3)誤り。工期21日間は正しいが、クリティカルパス上はCとE、Bの余裕は2日である。
- (4)誤り。C・Eと2日は正しいが、工期は20日間ではなく21日間である。
引っかけ:ダミー②→③があるため③の最早時刻は B 経由の7日ではなく C 経由の9日で決まる。Bの余裕は②の最遅時刻9日から求める。
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出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した2級土木施工管理技士 第一次検定 令和4年度 後期(2022年10月23日(日)実施) No.57。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する