ネットワーク式工程表
これは2級土木施工管理技士 第一次検定 令和5年度 前期(2023年6月4日(日)実施) No.57の問題です。論点は「工程管理」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
下図のネットワーク式工程表について記載している下記の文章中の[ ]の(イ)〜(ニ)に当てはまる語句の組合せとして,正しいものは次のうちどれか。
ただし,図中のイベント間のA〜Gは作業内容,数字は作業日数を表す。
[ (イ) ]及び[ (ロ) ]は,クリティカルパス上の作業である。
作業Fが[ (ハ) ]遅延しても,全体の工期に影響はない。
この工程全体の工期は,[ (ニ) ]である。

解答欄
正解
正解:(2) (イ) 作業C ― (ロ) 作業E ― (ハ) 1日 ― (ニ) 23日間
解き方
- 各イベントの最早開始時刻は、①5日、②5+5=10日、③は max(5+6, 10+0)=11日、④11+7=18日、⑤は max(10+4, 11+8, 18+0)=19日、⑥19+4=23日である。
- 最長経路 A→C→E→G(5+6+8+4=23日)がクリティカルパスで、工期は23日間である。
- 作業Fの経路(③→④→⑤)は7日で、並行する作業Eの8日より1日短いので、Fの余裕は 19−18=1日であり、(2) が正しい。
選択肢ごとの解説
- (1)誤り。作業Dはクリティカルパス上になく、5日の余裕がある。
- (2)正しい。C・Eがクリティカルパス上にあり、Fの余裕は1日、工期は23日間である。
- (3)誤り。作業Bはクリティカルパス上になく、Fの余裕は1日、工期は23日間である。
- (4)誤り。B・Dはクリティカルパス上になく、Fの余裕は1日、工期は23日間である。
引っかけ:ダミー②→③があるので、作業Bの後にも作業E・Fが続く。ダミーの日数は0として最早開始時刻の大きい方をとる。
同じ論点の過去問
令和8年度 後期 No.61工程管理曲線(バナナ曲線)
令和8年度 後期 No.62ネットワーク式工程表(クリティカルパス・工期)
令和8年度 前期 No.61工程表の種類と特徴
令和8年度 前期 No.62ネットワーク式工程表
令和7年度 後期 No.61工程管理の考え方
論点ページ:工程管理の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和5年度 前期の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した2級土木施工管理技士 第一次検定 令和5年度 前期(2023年6月4日(日)実施) No.57。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する