工程管理曲線(バナナ曲線)
これは2級土木施工管理技士 第一次検定 令和8年度 後期(2026年10月25日(日)実施) No.61の問題です。論点は「工程管理」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
工程管理曲線(バナナ曲線)に関する①〜④の記述のうち,適当なもののみを全てあげている組合せはどれか。
① 工程管理曲線の縦軸は出来高比率で,横軸は時間経過比率である。
② 出来高累計曲線は,一般にS字型となる。
③ 実施工程曲線が上方限界を下回り,下方限界以上であれば許容範囲内である。
④ 実施工程曲線が下方限界を下回るときは,工程が進み過ぎている。
解答欄
正解
正解:(3) ①②③
解き方
- 工程管理曲線(バナナ曲線)は、縦軸に出来高比率(累計出来高)、横軸に時間経過比率(工期)をとり、上方許容限界曲線と下方許容限界曲線の間に実施工程曲線が入るように管理する。①は適当である。
- 出来高累計曲線は、工事の初期と終期は出来高の伸びが小さく中期に大きいので、一般にS字型となる。②は適当である。実施工程曲線が上方限界を下回り下方限界以上であれば許容範囲内である。③は適当である。
- 実施工程曲線が下方限界を下回るときは工程が遅れており、促進対策が必要である。進み過ぎは上方限界を上回るときなので、④は適当でない。適当なものは①②③で、(3)が正しい。
選択肢ごとの解説
- (1)適当でない。③も適当で、①②③が適当である。
- (2)適当でない。④は工程の遅れの説明が逆で、①③が含まれていない。
- (3)適当。適当なものは①②③である。
- (4)適当でない。下方限界を下回るときは工程が遅れている。
引っかけ:上方限界を超えると「進み過ぎ(不経済な施工のおそれ)」、下方限界を下回ると「遅れ」。上下を逆にした記述に注意する。
同じ論点の過去問
令和8年度 後期 No.62ネットワーク式工程表(クリティカルパス・工期)
令和8年度 前期 No.61工程表の種類と特徴
令和8年度 前期 No.62ネットワーク式工程表
令和7年度 後期 No.61工程管理の考え方
令和7年度 後期 No.62ネットワーク式工程表(クリティカルパス・工期)
論点ページ:工程管理の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和8年度 後期の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した2級土木施工管理技士 第一次検定 令和8年度 後期(2026年10月25日(日)実施) No.61。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する