日商簿記3級 論点別の解説
日商簿記3級で問われる36の論点を、出題される大問ごとに3つに分けて並べました。どの論点のページにも、仕訳のパターンの表、例題と解説、まちがえやすい点があります。第1問の仕訳の論点は、数字と取引先が毎回変わる仕訳ドリルでも練習できます。
取引の仕訳
現金・現金過不足現金過不足は、現金の実際有高(手元に実際にある金額)と帳簿残高が合わないときに、差額を一時的に記録しておく勘定です。第1問・第3問・ランダム仕訳 3 種類
普通預金・当座預金・当座借越普通預金・当座預金・定期預金は、銀行に預けたお金を表す資産の勘定で、当座借越は当座預金の残高を超えて引き出した額を表す負債の勘定です。第1問・第3問・ランダム仕訳 4 種類
小口現金小口現金は、交通費や切手代などの少額の支払いに備えて、会計係が小口現金係(用度係)に前もって渡しておく資金を表す資産の勘定です。第1問・第2問・ランダム仕訳 2 種類
商品売買(三分法・返品・送料・手付金)商品売買は、三分法(仕入・売上・繰越商品の3つの勘定で記帳する方法)で仕訳するのが3級の基本です。第1問・第2問・第3問・ランダム仕訳 12 種類
販売のつど売上原価に振り替える方法販売のつど売上原価勘定に振り替える方法(売上原価対立法とも呼ばれます)は、仕入れた商品を商品勘定(資産)に記入し、売ったつど、その原価を商品勘定から売上原価勘定(費用)へ振り替える記帳方法です。第1問・第2問・第3問・2027年4月からの範囲・ランダム仕訳 3 種類
売掛金・買掛金・クレジット売掛金売掛金(資産)は商品を掛けで売ったときの代金を後で受け取る権利、買掛金(負債)は商品を掛けで仕入れたときの代金を後で払う義務です。第1問・第2問・ランダム仕訳 6 種類
電子記録債権・電子記録債務電子記録債権は、電子債権記録機関の記録原簿に発生記録をすることで生じる、代金を受け取る権利(資産)です。第1問・ランダム仕訳 3 種類
約束手形・手形貸付金・手形借入金約束手形は、決められた日(満期日)に代金を支払うことを約束する証券です。第1問・第2問・2027年3月31日までの範囲・ランダム仕訳 6 種類
貸付金・借入金・利息貸付金は他人にお金を貸したときの資産、借入金はお金を借りたときの負債です。第1問・第2問・第3問・ランダム仕訳 5 種類
未収入金・未払金・仮払金・仮受金・立替金未収入金・未払金は、商品以外の物を売買して代金を後で受け取る・払うときの科目です。第1問・第3問・ランダム仕訳 7 種類
受取商品券・前受金受取商品券(資産)は、自治体や商店街など他者が発行した商品券を、商品の代金として受け取ったときに使う勘定です。第1問・ランダム仕訳 1 種類
給料・預り金・法定福利費給料は従業員に支払う給与の費用です。第1問・ランダム仕訳 3 種類
租税公課・貯蔵品租税公課は、固定資産税や印紙税(収入印紙)など会社の費用になる税金の科目です。第1問・第3問・ランダム仕訳 3 種類
有形固定資産の取得・資本的支出有形固定資産は、建物・備品・車両運搬具・土地のように、1年を超えて営業に使う形のある資産です。第1問・第2問・ランダム仕訳 3 種類
有形固定資産の売却有形固定資産の売却では、売った資産の取得原価と減価償却累計額を取り消し、売却額と帳簿価額(取得原価−減価償却累計額)の差を固定資産売却益または固定資産売却損にします。第1問・第2問・ランダム仕訳 3 種類
有形固定資産の除却・廃棄除却は、使わなくなった有形固定資産を帳簿から取り除くこと、廃棄はその資産を捨てることです。第1問・2027年4月からの範囲・ランダム仕訳 2 種類
差入保証金・支払家賃・支払手数料差入保証金は、建物や土地を借りるときに貸主に預ける敷金などの資産です。第1問・ランダム仕訳 3 種類
貸倒れ・貸倒引当金貸倒れとは、得意先の倒産などで売掛金などの債権が回収できなくなることです。第1問・第3問・ランダム仕訳 4 種類
消費税(税抜方式)消費税の税抜方式とは、商品などの代金の本体と消費税を分けて記帳する方法です。第1問・第3問・ランダム仕訳 3 種類
法人税等法人税等とは、会社の利益にかかる法人税・住民税・事業税をまとめた費用の勘定です。第1問・第2問・第3問・ランダム仕訳 2 種類
株式の発行・剰余金の配当株式会社は、株式を発行して株主から元手を集め、利益の一部を配当として株主に分けます。第1問・第2問・ランダム仕訳 2 種類
訂正仕訳訂正仕訳は、誤って記帳した仕訳を正しい状態に直すための仕訳です。第1問・第3問・ランダム仕訳 2 種類
証ひょうからの仕訳証ひょうは、請求書・納品書・領収書・振込の控えなど、取引があったことを示す書類です。第1問・ランダム仕訳 4 種類
帳簿・伝票
固定資産台帳固定資産台帳は、建物・備品などの有形固定資産を1つずつ管理する補助簿で、取得年月日・取得原価・耐用年数・期首の減価償却累計額・当期の減価償却費などを記入します。第2問
決算振替・帳簿の締切決算振替とは、決算で収益と費用の勘定の残高を損益勘定に集めて当期純損益を出し、それを繰越利益剰余金勘定に移す手続きです。第1問・第2問・ランダム仕訳 2 種類
補助簿(記入する帳簿の選択)補助簿は、仕訳帳と総勘定元帳(主要簿)だけでは分からない取引の明細を記録する帳簿です。第2問
商品有高帳商品有高帳は、商品の種類ごとに、受入・払出・残高を数量・単価・金額で記録する補助簿です。第2問
伝票・仕訳日計表伝票は、取引を1件ずつ記録する紙片で、仕訳帳の代わりに使います。第2問
試算表試算表は、総勘定元帳のすべての勘定の金額を1つの表に集めたもので、仕訳と転記に誤りがないかを確かめるために作ります。第2問・第3問
用語・簿記の基本(語群選択)簿記の用語の問題は、文の空欄に当てはまる語を語群から選ぶ形で、3級の第2問に出ます。第2問
決算と財務諸表
減価償却(定額法・定率法)減価償却は、建物・備品・車両運搬具などの取得原価を、使う期間(耐用年数)にわたって少しずつ費用(減価償却費)にする手続きです。第2問・第3問・ランダム仕訳 2 種類
経過勘定(前払・前受・未払・未収)経過勘定は、決算で収益・費用を当期の分だけにするために使う、前払費用・前受収益・未払費用・未収収益の4種類の勘定です。第2問・第3問・ランダム仕訳 4 種類
貸借対照表・損益計算書貸借対照表は決算日の資産・負債・純資産を、損益計算書は会計期間(1年間)の収益・費用と当期純利益を示す表です。第3問
精算表精算表は、決算整理前の残高試算表に決算整理(修正記入)を加え、損益計算書と貸借対照表に振り分けるまでを1枚にまとめた表です。第3問
決算整理後残高試算表決算整理後残高試算表は、決算整理前残高試算表の残高に決算整理仕訳を加減して作る、決算整理後のすべての勘定の残高の一覧表です。第3問
決算整理(全般)決算整理は、決算整理前残高試算表の勘定の残高を、当期の正しい額に直す手続きで、そのための仕訳を決算整理仕訳といいます。第3問
あわせて読む
- 日商簿記3級の重要論点 第1問(仕訳15題)
- 日商簿記3級の重要論点 第2問・第3問(帳簿・決算)
- 勘定科目一覧:3級で使う勘定科目の一言の説明と、2027年度に変わる科目
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