建設業法
重要度 B法規で出題過去問 34問
建設業法は、2級電気工事施工管理技士 第一次検定の平成29年度〜令和8年度(17回)のうち17回で出題された論点です(収録1078問中34問・重要度B)。出題されるのは法規です。
要点:許可、請負契約、主任技術者・監理技術者、施工体制台帳、元請負人の義務。
覚える要点
- 大臣許可か知事許可かは営業所の所在地で決まり(2以上の都道府県に営業所なら国土交通大臣、1つの都道府県だけなら知事)、知事許可でも施工できる区域に制限はなく、国の発注工事も請け負える
- 特定建設業か一般建設業かは、発注者から直接請け負った工事で下請に出す下請代金の総額で決まり(5,000万円以上、建築工事業は8,000万円以上で特定)、請け負う金額や公共工事かどうかでは決まらない
- 指定建設業は土木・建築・電気・管・鋼構造物・舗装・造園の7業種で、機械器具設置工事業・消防施設工事業は含まない。第三種電気主任技術者は免状交付後5年以上の実務経験で一般建設業の営業所技術者になれる
- 主任技術者は元請・下請、請負金額、自社施工かどうかにかかわらず置く。監理技術者が要るのは特定建設業者が元請として下請代金の総額5,000万円以上を下請に出すときで、下請負人や自社施工なら主任技術者でよい。専任は公共性のある重要な工事で請負代金4,500万円(建築一式工事は9,000万円)以上
- 請負契約書の記載事項は工事内容・請負代金の額・工事着手と完成の時期・支払の時期と方法などで、現場代理人の氏名・経歴、施工体制、下請負人の選定の時期は含まない(着手の時期は省略できない)
- 一括下請負は発注者の書面による承諾があれば可(下請負人の承諾ではない)。発注者は最初の注文者、元請負人は下請契約の注文者で建設業者であるもの。建設工事には解体工事も含まれる
- 工事現場の標識には主任技術者・監理技術者の氏名を書き、現場代理人の氏名は書かない。施工体系図には下請負人の名称・工事の内容・工期・技術者の氏名を表示し、健康保険等の加入状況は施工体制台帳の記載事項。工期に関する基準では書類の作成時間も労働時間に含まれる
勉強のしかた:17回すべてで2問出る。建設業の許可(大臣と知事は営業所、特定と一般は下請代金)と、技術者の配置・請負契約書の記載事項・用語の定義・標識の記載事項がほぼ毎回1問ずつ出る。金額の基準は2023年1月と2025年2月に引き上げられているので、現行の5,000万円(特定・監理技術者)と4,500万円(専任)で覚える。
この論点の引っかけ・間違えやすい点
収録している過去問の解説から、建設業法で間違えやすい点を集めました。
- 令和8年度 前期 No.51:指定建設業 7 業種:土・建・電・管・鋼・舗・園。「消防施設」「電気通信」は含まれない。
- 令和8年度 前期 No.52:発注者=最初の注文者(施主),元請負人=下請契約の注文者,下請負人=下請契約の請負人。
- 令和7年度 後期 No.51:特定建設業=元請として一定額以上を下請に出す場合に必要(自ら施工する金額には制限なし)。
- 令和7年度 後期 No.52:標識に書くのは主任技術者・監理技術者の氏名。現場代理人は請負契約上の代理人で,建設業法の標識の記載事項ではない。
- 令和7年度 前期 No.51:大臣・知事=営業所の所在の違い。一般・特定=下請に出せる金額の違い。
- 令和7年度 前期 No.52:「工期に関する基準」は長時間労働の是正のための基準。書類作成などの現場作業以外の時間も労働時間として工期に見込む。
この論点の問題
指定建設業(建設業法)令和8年度 前期 No.51
建設業法の用語令和8年度 前期 No.52
建設業の許可(建設業法)令和7年度 後期 No.51
工事現場の標識の記載事項(建設業法)令和7年度 後期 No.52
建設業の許可(大臣許可と知事許可)令和7年度 前期 No.51
工期に関する基準令和7年度 前期 No.52
建設業の許可(建設業法)令和6年度 後期 No.51
施工体系図の表示事項(建設業法)令和6年度 後期 No.52
建設工事の請負契約(建設業法)令和6年度 前期 No.51
主任技術者の設置(建設業法)令和6年度 前期 No.52
建設業の許可(建設業法)令和5年度 後期 No.53
請負契約書の記載事項(建設業法)令和5年度 後期 No.54
指定建設業(建設業法)令和5年度 前期 No.53
請負契約書の記載事項(建設業法)令和5年度 前期 No.54
建設業の許可(建設業法)令和4年度 後期 No.53
工事現場の標識の記載事項(建設業法)令和4年度 後期 No.54
主任技術者等(建設業法)令和4年度 前期 No.53
建設業の用語(建設業法)令和4年度 前期 No.54
建設業の許可(建設業法)令和3年度 後期 No.53
建設工事の請負契約(建設業法)令和3年度 後期 No.54
建設業の許可(建設業法)令和3年度 前期 No.53
請負契約書の記載事項(建設業法)令和3年度 前期 No.54
建設業の許可(国の発注工事)令和2年度 後期 No.53
建設業法の用語の定義令和2年度 後期 No.54
一般建設業の許可を受けた電気工事業者令和元年度 後期 No.53
下請負人の技術者令和元年度 後期 No.54
建設業の許可の区分令和元年度 前期 No.53
主任技術者と監理技術者令和元年度 前期 No.54
建設業の許可と下請代金平成30年度 後期 No.53
専任の主任技術者・監理技術者を要する工事の金額平成30年度 後期 No.54
営業所の専任技術者(第三種電気主任技術者)平成30年度 前期 No.53
請負契約書の記載事項平成30年度 前期 No.54
指定建設業平成29年度 No.53
建設業の許可平成29年度 No.54
同じ分野で出る論点
法規では次の論点も問われます(問題の多い順)。まとめて対策すると得点が安定します。
出題実績は資格試験対策.netが平成29年度〜令和8年度の収録問題を集計したものです。要点と解説は当サイトの独自コンテンツです。最終更新 。