アスファルト・混合物の材料

重要度 A舗装で出題過去問 29問

アスファルト・混合物の材料は、2級舗装施工管理技術者 一般試験の平成28年度〜令和8年度(10回)のうち10回で出題された論点です(収録400問中29問・重要度A)。出題されるのは舗装です。

要点:アスファルト・乳剤・骨材・フィラー、混合物の種類と配合設計。

覚える要点

  • 舗装用石油アスファルトは針入度で分類し数値が小さいほど硬い。一般地域は60〜80、積雪寒冷地域は80〜100、交通量が多い場合や流動対策は40〜60。20〜40はグースアスファルトなど
  • 乳剤はPK-3がプライムコート、PK-4がタックコート、PKR-T(ゴム入り)はポーラス舗装などのタックコート。MKは混合用、MNはセメント混合用。改質アスファルトH型はポーラス混合物用
  • 単粒度砕石は5号20〜13mm、6号13〜5mm、7号5〜2.5mm。スクリーニングスは砕石製造時の2.36mm以下の細骨材、回収ダストはプラントの集じん装置で回収した粉末でフィラーに使う
  • フィラーは石灰岩の石粉のほか消石灰・セメント・回収ダスト・フライアッシュ。海砂はアスファルト混合物では塩分の支障がなく使える
  • マーシャル配合設計の特性値は密度・空隙率・飽和度・安定度・フロー値で、設計アスファルト量は共通範囲の中央値。耐流動対策は中央値から下限側で粒度を粗め、耐摩耗・ひび割れ対策は上限側
  • 最大粒径20mmの混合物は13mmより耐流動性に優れ、13mmは水密性・ひび割れ抵抗性に優れる。粗粒度は基層用、開粒度は空隙率が大きくすべり止め・透水に使う。F付き混合物はフィラーとアスファルト量が多く耐摩耗用
  • 剥離防止はフィラーの一部に消石灰・セメント、剥離防止剤の添加、改質アスファルトの使用。針入度の大きいアスファルトは剥離防止策ではない

勉強のしかた:分野2で毎年3問前後出る。「針入度の大小と地域」「PK-3とPK-4」「砕石の号数」「対策とアスファルト量の向き」を覚えてから、各年の問題で逆にされた箇所を探す練習をする。

この論点の引っかけ・間違えやすい点

収録している過去問の解説から、アスファルト・混合物の材料で間違えやすい点を集めました。

  • 令和8年度 問8:スクリーニングス(砕石の細粒部)と回収ダスト(プラントの集じん粉末)の取り違えである。
  • 令和8年度 問9:ストレートアスファルトの等級名「60〜80」は針入度の範囲である。
  • 令和8年度 問10:フィラーが多いと比表面積が増え、必要なアスファルト量も増える。
  • 令和7年度 問8:号数と呼び名の数字(S-20 は 5号)がずれている点を突く。
  • 令和7年度 問9:PK-3(プライム)と PK-4(タック)の入れ替えは頻出である。
  • 令和7年度 問10:「細粒度=密で丈夫」と思い込ませる引っかけ。耐流動性は粗骨材の骨格とアスファルト量の少なさで決まる。

この論点の問題

アスファルト舗装に用いる骨材令和8年度 問8
舗装に用いる瀝青材料令和8年度 問9
アスファルト混合物の種類令和8年度 問10
加熱アスファルト混合物用の骨材令和7年度 問8
舗装に用いる瀝青材料令和7年度 問9
アスファルト混合物の種類と性質令和7年度 問10
骨材およびフィラー令和6年度 問10
舗装に用いる瀝青材料令和6年度 問11
密粒度混合物の耐流動性の改善策令和6年度 問13
アスファルト舗装に用いる骨材令和5年度 問9
舗装に用いる瀝青材料令和5年度 問10
加熱アスファルト混合物の選定令和5年度 問11
加熱アスファルト混合物の種類と特徴令和5年度 問12
加熱アスファルト混合物用の骨材令和4年度 問9
舗装用の瀝青材料令和4年度 問10
密粒度混合物の配合(耐流動・剥離防止)令和4年度 問12
マーシャル配合設計の特性値令和4年度 問34
加熱アスファルト混合物の骨材令和3年度 問10
舗装用の瀝青材料令和3年度 問11
アスファルト舗装の骨材・フィラー令和元年度 問10
舗装に用いる瀝青材料令和元年度 問11
マーシャル配合設計の特性値令和元年度 問34
アスファルト舗装の材料平成30年度 問10
舗装用瀝青材料平成30年度 問11
舗装に用いる瀝青材料平成29年度 問9
加熱アスファルト混合物の種類と性質平成29年度 問11
アスファルト混合物用の骨材・フィラー平成28年度 問9
舗装用の瀝青材料平成28年度 問10
加熱アスファルト混合物の配合設計平成28年度 問11

同じ分野で出る論点

舗装では次の論点も問われます(問題の多い順)。まとめて対策すると得点が安定します。

出題実績は資格試験対策.netが平成28年度〜令和8年度の収録問題を集計したものです。要点と解説は当サイトの独自コンテンツです。最終更新 。