各種の舗装

重要度 A舗装で出題過去問 20問

各種の舗装は、2級舗装施工管理技術者 一般試験の平成28年度〜令和8年度(10回)のうち10回で出題された論点です(収録400問中20問・重要度A)。出題されるのは舗装です。

要点:排水性・透水性・保水性・半たわみ性・グースアスファルト・橋面・歩道の舗装。

覚える要点

  • 排水性舗装はポーラス混合物を表層に用い基層上面で側方へ排水、透水性舗装は路盤以下へ浸透させる構造でプライムコートは施工しない。空隙率は20%程度
  • 半たわみ性舗装は開粒度混合物にセメントミルクを浸透させたもので、表面温度50℃以下で注入し余剰ミルクは除去して骨材を露出させる。弾性舗装(ゴムチップ)とは別物
  • コンポジット舗装は上がアスファルト混合物・下がコンクリート版。フルデプスアスファルト舗装は路床上の全層がアスファルト混合物と瀝青安定処理。インターロッキングブロック舗装の構造設計はTA法に準じ、養生なしで交通開放できる
  • 橋面舗装は接着層・防水層の上に基層・表層の2層(路盤はない)。鋼床版の基層はグースアスファルト混合物(防水層を省略できる)で、クッカで運搬し専用フィニッシャで流し込み、転圧しない
  • ポーラス混合物は製造量が減りタックコートは0.4〜0.6L/m²のゴム入り乳剤。切削面は平たんに、すりつけ厚は最大粒径以上、タイヤローラは70℃程度以下で使う
  • インターロッキングブロック舗装は敷き砂→ブロック敷設→一次転圧(平たん性)→目地砂充填→二次転圧(かみ合わせ)→交通開放。グルービングはすべり抵抗・排水用で騒音低減にはならない
  • 遮熱性舗装は近赤外線を反射、保水性舗装は気化熱で路面温度を抑える。トンネル内は明色舗装

勉強のしかた:分野2で毎年2問出る。排水性と透水性、半たわみ性とコンポジット、鋼床版とコンクリート床版の対比を言えるようにし、施工の数値(50℃・70℃・0.4〜0.6L/m²)を覚えてから過去問で定義の入替え肢を確認する。

この論点の引っかけ・間違えやすい点

収録している過去問の解説から、各種の舗装で間違えやすい点を集めました。

  • 令和8年度 問7:トンネル内は「明るく」が基本。眩惑の低減は明色化の目的ではない。
  • 令和8年度 問18:グースは「流し込み」。転圧不要が最大の特徴である。
  • 令和7年度 問7:保水性舗装(気化熱)と遮熱性舗装(近赤外線の反射)の取り違えが典型である。
  • 令和7年度 問18:排水性舗装(側方へ排水)と透水性舗装(地中へ浸透)の区別を問う。
  • 令和6年度 問9:コンクリート系の材料だから養生が必要と思わせる引っかけ。ブロックは工場製品で、敷設後の養生は要らない。
  • 令和6年度 問20:平滑にすると見栄えはよいがすべり抵抗が低下する。余剰ミルクは除去する。

この論点の問題

同じ分野で出る論点

舗装では次の論点も問われます(問題の多い順)。まとめて対策すると得点が安定します。

出題実績は資格試験対策.netが平成28年度〜令和8年度の収録問題を集計したものです。要点と解説は当サイトの独自コンテンツです。最終更新 。