路床・路盤

重要度 A舗装で出題過去問 31問

路床・路盤は、2級舗装施工管理技術者 一般試験の平成28年度〜令和8年度(10回)のうち10回で出題された論点です(収録400問中31問・重要度A)。出題されるのは舗装です。

要点:路床の評価と構築路床、安定処理、粒状路盤、上層・下層路盤の材料と施工。

覚える要点

  • 区間のCBR=各地点のCBRの平均値−標準偏差。設計CBRは2・3・4・6・8・12・20の値へ切り捨て(10.5→8、18.5→12、19.6→12)。改良した層のCBRは上限20、自然地盤は上限なし
  • 地点のCBRの式は上部ほどCBRが高い路床に適用し、厚さ20cm未満の層はCBRの小さい方の層に含める。CBR3未満の軟弱路床では構築路床を設ける(工法は盛土・安定処理・置換え・凍上抑制層)
  • 安定材は砂質土にセメント、粘性土に石灰。生石灰は1回目混合後に消化を待って再混合する。セメント系は六価クロムの溶出試験が必要。有機質土は路床に不適
  • 上層路盤は粒度調整砕石(修正CBR80%以上、PI4以下)・瀝青安定処理など、下層路盤はクラッシャラン(修正CBR20%以上、PI6以下)・セメント・石灰安定処理。セメント安定処理の一軸圧縮強さは上層2.9MPa・下層0.98MPa
  • 一層の仕上がり厚:盛土路床・凍上抑制層・下層路盤は20cm以下、粒度調整路盤15cm以下(振動ローラで20cm)、セメント安定処理路盤10〜20cm(振動ローラで30cmまで)、路上混合方式の安定処理15〜30cm
  • 加熱アスファルト安定処理の敷きならしはアスファルトフィニッシャで混合物温度110℃以上。石灰安定処理は最適含水比よりやや湿潤側で締め固め、継目は端部を乱して打ち継ぐ(セメントは垂直に切り取る)。セメント安定処理は硬化前に締固めを終える
  • 凍上抑制層は透水性のよい砂・切込砂利・クラッシャランを用い、粘性土は使わない。路上路盤再生はロードスタビライザ、路上表層再生はリミキサ

勉強のしかた:分野2で毎年3問前後出る。設計CBRの切り捨てルールと計算、上層・下層路盤の材料と規格値、一層の仕上がり厚、安定処理の手順を4つにまとめ、数値の置換え肢を過去問で練習する。

この論点の引っかけ・間違えやすい点

収録している過去問の解説から、路床・路盤で間違えやすい点を集めました。

  • 令和8年度 問5:設計CBRは四捨五入ではなく、区間のCBRを下回る区分値(2・3・4・6・8・12・20)に切り捨てる。
  • 令和8年度 問13:軟弱地盤対策(道路土工)と構築路床の工法(舗装)の区別を問う。
  • 令和7年度 問5:四捨五入や小数点以下の切り捨てではなく、決められた段階(2・3・4・6・8・12・20)へ切り下げる。
  • 令和7年度 問13:安定材の種類(セメント・生石灰・消石灰)と施工手順の組合せを取り違えさせる。
  • 令和6年度 問7:「上限20」は改良した層(安定処理・置換え)に対する規定である。自然地盤と改良層を取り違えさせている。
  • 令和6年度 問12:上層路盤の工法(粒度調整・セメント・石灰・瀝青・セメント瀝青安定処理)と下層路盤の工法の振り分けを問う。

この論点の問題

同じ分野で出る論点

舗装では次の論点も問われます(問題の多い順)。まとめて対策すると得点が安定します。

出題実績は資格試験対策.netが平成28年度〜令和8年度の収録問題を集計したものです。要点と解説は当サイトの独自コンテンツです。最終更新 。