コンクリート舗装
重要度 A舗装で出題過去問 21問
コンクリート舗装は、2級舗装施工管理技術者 一般試験の平成28年度〜令和8年度(10回)のうち10回で出題された論点です(収録400問中21問・重要度A)。出題されるのは舗装です。
要点:普通・連続鉄筋・転圧コンクリート舗装、目地、打込み・仕上げ・養生。
覚える要点
- 舗装用コンクリートは曲げ強度(設計基準曲げ強度4.4MPa、材齢28日)で配合設計・管理する。構造物用の圧縮強度とは異なる
- 目地の鋼材:横目地(膨張・収縮)にはダウエルバー(丸鋼、荷重伝達)、縦目地にはタイバー(異形棒鋼、開き止め)。連続鉄筋コンクリート舗装は横目地を設けずダウエルバーも使わない
- スランプはダンプトラック運搬で2.5cm、アジテータトラック運搬で6.5cm(5cm未満はダンプ、5cm以上はアジテータ)。練混ぜから舗設開始までダンプ約1時間・アジテータ約1.5時間以内。運搬中にスランプも空気量も減る
- 暑中は遅延形、寒中は促進形のAE減水剤。早期交通開放には早強ポルトランドセメント(高炉セメントは不適)。海水は練混ぜ水・養生水に使わない。単位水量はできるだけ少なく
- 鉄網を用いる場合、敷均しは2層(鉄網は上面から1/3の深さ)、締固めは鉄網の有無にかかわらず1層
- セットフォーム工法の機械と順序:スプレッダ(敷きならし)→コンクリートフィニッシャ(締固め・荒仕上げ)→平たん仕上げ機→粗面仕上げ(最後)。転圧コンクリート版は高締固め型アスファルトフィニッシャで敷きならす
- 養生は初期養生(三角屋根・養生剤で急激な乾燥防止)→後期養生(マット・散水の湿潤養生で効果大)。注入目地材は目地溝を清掃・乾燥させ後期養生後に注入
勉強のしかた:分野2で毎年2問前後出る。曲げ強度、目地の鋼材、スランプと運搬時間、混和剤の使い分け、施工の順序を覚え、「数値の差替え」「順序の入替え」の肢を過去問で確認する。
この論点の引っかけ・間違えやすい点
収録している過去問の解説から、コンクリート舗装で間違えやすい点を集めました。
- 令和8年度 問11:縦目地=タイバー、横目地=ダウエルバー。連続鉄筋コンクリート舗装には横目地が無い。
- 令和8年度 問17:(1) は「初期」と「後期」の比較を逆にしたものである。
- 令和7年度 問11:並べた例のうち一つだけ混ぜた不適当な材料(海水)を見抜く。
- 令和7年度 問17:仕上げの 3 段階の順序の入れ替え。粗面仕上げ(ほうき目など)は最後である。
- 令和6年度 問19:数値の差し替え(1.5時間→3時間)。
- 令和5年度 問19:初期養生(三角屋根・被膜養生)と後期養生(湿潤養生)の区別、目地溝は湿っていると目地材が付着しないことを押さえる。
この論点の問題
普通・連続鉄筋コンクリート舗装令和8年度 問11
普通コンクリート版の養生令和8年度 問17
舗装用コンクリートの材料令和7年度 問11
セットフォーム工法の普通コンクリート舗装令和7年度 問17
普通コンクリート版の施工令和6年度 問19
コンクリート舗装の施工令和5年度 問19
普通コンクリート版の施工令和4年度 問19
舗装用のコンクリート版令和3年度 問8
コンクリート舗装の材料令和3年度 問13
セットフォーム工法の施工令和3年度 問20
舗装用コンクリートの運搬令和元年度 問16
コンクリート舗装の施工令和元年度 問19
コンクリート版の施工機械と作業内容令和元年度 問21
コンクリート舗装の設計平成30年度 問9
舗装用コンクリートの材料・配合平成30年度 問13
普通コンクリート版の施工平成30年度 問19
舗装用のコンクリート版平成29年度 問7
舗装用コンクリートの材料・配合平成29年度 問12
舗装用コンクリートの材料平成28年度 問12
舗装用コンクリートの運搬平成28年度 問17
普通コンクリート版の施工平成28年度 問19
同じ分野で出る論点
舗装では次の論点も問われます(問題の多い順)。まとめて対策すると得点が安定します。
出題実績は資格試験対策.netが平成28年度〜令和8年度の収録問題を集計したものです。要点と解説は当サイトの独自コンテンツです。最終更新 。