土工
重要度 A土木一般で出題過去問 44問
土工は、2級土木施工管理技士 第一次検定の平成29年度〜令和8年度(19回)のうち19回で出題された論点です(収録1189問中44問・重要度A)。出題されるのは土木一般です。
要点:土量の変化率、盛土・切土の施工、締固め、のり面、建設機械の選定。
覚える要点
- 掘削・積込みはバックホウ(機械より低い所)とローディングショベル(高い所)、クラムシェルは狭く深い掘削、ブルドーザは掘削・押土と 60m 以下の運搬、スクレーパは掘削〜敷均し(締固めはしない)
- 敷均し・整地はブルドーザやモータグレーダ、溝掘りはトレンチャやバックホウ、伐開・除根はブルドーザ(レーキドーザ)、締固めはロードローラ・タイヤローラ・振動ローラ・タンピングローラ。ランマ・タンパは狭い場所の小規模な締固め
- 盛土材料は敷均し・締固めが容易で、締固め後のせん断強度が大きく、圧縮性が小さく、浸食に強く、膨潤性が低く、トラフィカビリティーが確保しやすいもの
- 1 層の仕上り厚さは路体 30cm 以下、路床 20cm 以下。締固めの効果は土の種類・含水比・施工方法で変わり、含水比が施工含水比の範囲外ならばっ気乾燥や散水で含水量を調節する
- 構造物縁部は大型機械が近づけないので小型振動ローラ・タンパ等で入念に締め固める。軟弱地盤でトラフィカビリティーが得られないときはサンドマットや敷設材で表層処理し、湿地ブルドーザを使う
- 法面保護工は、植生工(種子吹付・張芝・筋芝)が浸食防止と緑化、吹付工・張工が風化・浸食・表流水の浸透防止、ブロック積擁壁工が土圧に対抗、アンカー工・杭工がすべり土塊の崩壊防止。筋芝は盛土専用
- 走行に必要なコーン指数は湿地ブルドーザ 300、普通ブルドーザ(15t 級)500、ダンプトラック 1,200kN/m² 以上
勉強のしかた:土木一般で毎年3問、ほぼ「機械と作業の組合せ」「盛土の施工」「法面保護工」の3題。機械の用途は掘削位置と運搬距離で、法面保護工は工種を植生工と構造物工に分けて覚える。
この論点の引っかけ・間違えやすい点
収録している過去問の解説から、土工で間違えやすい点を集めました。
- 令和8年度 後期 No.6:トレンチャは「溝(トレンチ)掘り」の機械と名前から結び付ける。含水量調節は土をかき起こす農耕用の機械(プラウ・ハロー)や散水車である。
- 令和8年度 後期 No.8:盛土で調節するのは「含水比」である。空気量はコンクリートの用語なので、土工の問題に出てきたら誤りを疑う。
- 令和8年度 前期 No.6:「ロードローラ」と「タイヤローラ」の取り違えである。ロードローラは鉄輪で、タイヤをもたない。
- 令和8年度 前期 No.8:路体30cm・路床20cmの仕上り厚さと、敷均し厚さ(路体35〜45cm・路床25〜30cm)を混同しない。含水比の問題は「粒度」ではなく「含水比」を調整する。
- 令和7年度 後期 No.6:モータグレーダは「敷均し・整形」専用の機械で,重量があっても締固め機械には分類されない。
- 令和7年度 後期 No.7:吹付工は表面を覆う工法で,すべりに抵抗する力は期待しない。すべり土塊の崩壊防止にはアンカー工や杭工を用いる。
この論点の問題
土工作業の種類と使用機械令和8年度 後期 No.6
道路の盛土の施工令和8年度 後期 No.8
土工に使用する建設機械令和8年度 前期 No.6
道路の盛土の施工令和8年度 前期 No.8
土工の作業に使用する建設機械令和7年度 後期 No.6
法面保護工の工種と主な目的令和7年度 後期 No.7
盛土の施工令和7年度 後期 No.8
土工作業に使用する建設機械令和7年度 前期 No.6
法面保護工の工種と主な目的令和7年度 前期 No.7
道路における盛土の施工令和7年度 前期 No.8
土工作業の種類と使用機械令和6年度 後期 No.6
法面保護工の工種と目的令和6年度 後期 No.7
盛土材料として望ましい条件令和6年度 後期 No.8
土の締固めに使用する機械令和6年度 前期 No.6
法面保護工の工種と目的令和6年度 前期 No.7
盛土の施工の留意点令和6年度 前期 No.8
土工作業の種類と使用機械令和5年度 後期 No.1
法面保護工の工種と目的令和5年度 後期 No.2
道路土工の盛土材料の条件令和5年度 後期 No.3
土工作業に使用する建設機械令和5年度 前期 No.1
法面保護工の工種と目的令和5年度 前期 No.2
道路の盛土の施工令和5年度 前期 No.3
土工作業に使用する建設機械令和4年度 後期 No.1
盛土の施工(基礎地盤・敷均し・締固め)令和4年度 後期 No.3
土の締固めに使用する機械令和4年度 前期 No.1
道路土工の盛土材料の条件令和4年度 前期 No.3
土工作業の種類と使用機械令和3年度 後期 No.1
盛土工の施工(基礎地盤・締固め)令和3年度 後期 No.3
土工作業の種類と使用機械令和3年度 前期 No.1
盛土工の締固めと敷均し令和3年度 前期 No.3
土工の作業に使用する建設機械令和2年度 No.1
盛土の施工(敷均し・締固め・含水量)令和2年度 No.3
土工作業の種類と使用機械令和元年度 後期 No.2
盛土の施工(基礎地盤・敷均し・締固め)令和元年度 後期 No.3
土工作業の種類と使用機械令和元年度 前期 No.2
盛土の施工(締固め・敷均し)令和元年度 前期 No.3
土工作業の種類と使用機械平成30年度 後期 No.2
普通ブルドーザの走行に必要なコーン指数平成30年度 後期 No.3
土工作業の種類と使用機械平成30年度 前期 No.2
道路土工の盛土材料の条件平成30年度 前期 No.3
土工作業の種類と使用機械平成29年度 第2回 No.2
道路土工の盛土材料の条件平成29年度 第2回 No.3
土工作業の種類と使用機械平成29年度 No.2
盛土工の施工平成29年度 No.3
同じ分野で出る論点
土木一般では次の論点も問われます(問題の多い順)。まとめて対策すると得点が安定します。
出題実績は資格試験対策.netが平成29年度〜令和8年度の収録問題を集計したものです。要点と解説は当サイトの独自コンテンツです。最終更新 。