盛土工の締固めと敷均し
これは2級土木施工管理技士 第一次検定 令和3年度 前期(2021年6月6日(日)実施) No.3の問題です。論点は「土工」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
盛土工に関する次の記述のうち,適当でないものはどれか。
解答欄
正解
正解:(3) 盛土材料の含水比が施工含水比の範囲内にないときには,空気量の調節が必要となる。
解き方
- 盛土材料の含水比が施工含水比の範囲にないときは、ばっ気乾燥やトレンチによる排水、散水などで含水量を調節する(道路土工 盛土工指針)。調節するのは空気量ではなく含水量なので、(3)が適当でない。
- 締固めは土の空気間隙を少なくして土を安定させるもので、その効果は土の種類・含水状態・施工方法で大きく変わる。敷均し厚さも材料の粒度・土質・要求される締固め度で決まる。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。空気間隙を減らして強さを増し、透水性や圧縮性を小さくする。
- (2)適当。敷均し厚さは材料や要求される締固め度に応じて決める。
- (3)適当でない。施工含水比の範囲外のときは含水量の調節が必要となる。
- (4)適当。同じ機械でも土質や含水状態が違えば締固めの効果は変わる。
引っかけ:空気間隙を減らすのは締固めの「目的」であり、施工前に調節するのは「含水量」である。
同じ論点の過去問
令和8年度 後期 No.6土工作業の種類と使用機械
令和8年度 後期 No.8道路の盛土の施工
令和8年度 前期 No.6土工に使用する建設機械
令和8年度 前期 No.8道路の盛土の施工
令和7年度 後期 No.6土工の作業に使用する建設機械
論点ページ:土工の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和3年度 前期の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した2級土木施工管理技士 第一次検定 令和3年度 前期(2021年6月6日(日)実施) No.3。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する