法面保護工の工種と目的
これは2級土木施工管理技士 第一次検定 令和5年度 前期(2023年6月4日(日)実施) No.2の問題です。論点は「土工」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
法面保護工の「工種」とその「目的」の組合せとして,次のうち適当でないものはどれか。
解答欄
正解
正解:(1) [工種]種子吹付け工 ― [目的]土圧に対抗して崩壊防止
解き方
- 道路土工-切土工・斜面安定工指針では、種子吹付け工や張芝工は植生による法面の浸食防止・全面植生(緑化)を目的とする植生工に分類される。
- モルタル吹付け工は風化・浸食の防止と表流水の浸透防止、コンクリート張工は岩盤のはく落防止・崩落防止を目的とする構造物工である。
- 土圧に対抗して崩壊を防止するのは擁壁工等の構造物工であり、種子吹付け工の目的ではない。よって (1) が適当でない。
選択肢ごとの解説
- (1)適当でない。種子吹付け工の目的は浸食防止・全面植生である。土圧への対抗は擁壁工等である。
- (2)適当。張芝工は芝で法面を全面被覆し、切土面の浸食を防止する。
- (3)適当。モルタル吹付け工は法面の風化・浸食と表流水の浸透を防止する。
- (4)適当。コンクリート張工は亀裂の多い岩盤のはく落・崩落を防止する。
引っかけ:植生工(種子吹付け工、張芝工)は土圧に抵抗する力を持たない。土圧に対抗するのは擁壁工・補強土工などの構造物工である。
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出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した2級土木施工管理技士 第一次検定 令和5年度 前期(2023年6月4日(日)実施) No.2。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する