廃棄物・リサイクル・フロン

重要度 A法規で出題過去問 32問

廃棄物・リサイクル・フロンは、2級管工事施工管理技士 第一次検定の平成29年度〜令和8年度(17回)のうち17回で出題された論点です(収録884問中32問・重要度A)。出題されるのは法規です。

要点:廃棄物処理法(産業廃棄物の処理・マニフェスト)、建設リサイクル法、フロン排出抑制法。

覚える要点

  • 建設リサイクル法の対象建設工事は、解体が床面積80m²以上、新築・増築が500m²以上、修繕・模様替が請負代金1億円以上、建築物以外が500万円以上。発注者が着手の7日前までに都道府県知事に届け出る
  • 特定建設資材はコンクリート、コンクリート及び鉄から成る建設資材、木材、アスファルト・コンクリートの4つ。プラスチック・アルミニウム・アスファルトルーフィングは含まない
  • 建設業に係る木くず・紙くず・繊維くず(伐採樹木・梱包の段ボール)と衛生陶器の破片は産業廃棄物、現場事務所の生ごみ・新聞・雑誌は一般廃棄物。建設発生土(土砂)は廃棄物ではない
  • 家庭から出た廃エアコン・電子レンジのPCB使用部品は特別管理一般廃棄物、事業活動に伴うPCB廃棄物と廃石綿等は特別管理産業廃棄物。石綿を0.1%を超えて含む廃材は石綿含有産業廃棄物
  • 産業廃棄物管理票(マニフェスト)は産業廃棄物の種類ごと・運搬先ごとに交付し、写しを5年間保存する。委託契約書の保存も契約終了の日から5年
  • 建設工事の排出事業者は元請業者で、自ら運搬するなら収集運搬業の許可は要らない。不法投棄されると排出事業者も措置命令の対象になる
  • フロン排出抑制法の第一種特定製品は業務用の空調機器と冷凍冷蔵機器(ビル用マルチ・ターボ冷凍機・冷水機・自販機など)。家庭用エアコンは家電リサイクル法、カーエアコンは自動車リサイクル法
  • 第一種特定製品の管理者の義務は3か月に1回以上の簡易点検、7.5kW以上の機器の定期点検、漏えい時の修理(修理前の充塡は禁止)、記録簿の保存。回収・再生・破壊は管理者の義務ではない

勉強のしかた:毎回2問前後(廃棄物処理法と、建設リサイクル法かフロン排出抑制法)。建設リサイクル法は規模の基準(80m²・500m²・1億円)と特定建設資材の4品目、廃棄物処理法は廃棄物の区分(建設発生土・現場事務所のごみ)とマニフェストの交付単位を押さえる。

この論点の引っかけ・間違えやすい点

収録している過去問の解説から、廃棄物・リサイクル・フロンで間違えやすい点を集めました。

  • 令和7年度 後期 No.46:解体80m²、新築・増築500m²、修繕・模様替1億円、土木工事等500万円と覚える。
  • 令和7年度 後期 No.47:管理者の義務は「設置・点検・修理・記録」。回収は充塡回収業者、破壊は破壊業者の仕事である。
  • 令和7年度 後期 No.48:土砂は廃棄物ではない。ただし汚泥(泥状のもの)は産業廃棄物である。
  • 令和7年度 前期 No.46:特定建設資材は「コンクリート・コンクリートと鉄・木材・アスファルト」の4つ。
  • 令和7年度 前期 No.48:許可が要るのは「他人の」廃棄物を業として運搬・処分する場合である。
  • 令和6年度 後期 No.46:第二種特定製品はカーエアコン(自動車リサイクル法)である。家庭用エアコン・冷蔵庫は家電リサイクル法で回収される。

この論点の問題

廃棄物処理法(廃棄物の区分・管理票)令和8年度 前期 No.48
建設リサイクル法の対象建設工事令和7年度 後期 No.46
フロン排出抑制法の第一種特定製品の管理者令和7年度 後期 No.47
廃棄物処理法(建設発生土・委託・石綿)令和7年度 後期 No.48
建設リサイクル法の特定建設資材令和7年度 前期 No.46
廃棄物処理法(収集運搬・管理票)令和7年度 前期 No.48
フロン排出抑制法の第一種特定製品令和6年度 後期 No.46
廃棄物処理法(廃棄物の区分)令和6年度 後期 No.48
建設リサイクル法(分別解体等の対象工事)令和6年度 前期 No.47
廃棄物処理法(処理責任・保管・運搬・管理票)令和6年度 前期 No.48
フロン排出抑制法(第一種特定製品の管理者)令和5年度 後期 No.46
廃棄物処理法(産業廃棄物管理票)令和5年度 後期 No.48
産業廃棄物の処理(一般廃棄物・管理票)令和5年度 前期 No.48
建設リサイクル法の特定建設資材令和4年度 後期 No.46
廃棄物処理法(土砂・特別管理一般廃棄物・石綿)令和4年度 後期 No.48
フロン排出抑制法の対象機器令和4年度 前期 No.46
廃棄物処理法(収集運搬・不法投棄・PCB)令和4年度 前期 No.48
フロン排出抑制法(第一種特定製品の管理者)令和3年度 後期 No.47
廃棄物処理法(廃棄物の区分)令和3年度 後期 No.48
建設リサイクル法の特定建設資材令和3年度 前期 No.46
廃棄物処理法(現場事務所のごみ・管理票・PCB)令和3年度 前期 No.48
建設リサイクル法の対象建設工事令和2年度 後期 No.50
産業廃棄物の処理(マニフェスト・委託)令和2年度 後期 No.52
フロン排出抑制法の対象機器令和元年度 後期 No.51
建設工事の廃棄物の区分(伐採樹木・段ボール)令和元年度 後期 No.52
産業廃棄物の処理(委託契約書・管理票)令和元年度 前期 No.52
建設リサイクル法の特定建設資材平成30年度 後期 No.50
建設工事に伴う廃棄物の区分(伐採樹木・段ボール)平成30年度 後期 No.52
解体工事の届出(建設リサイクル法)平成30年度 前期 No.50
廃棄物の区分(建設発生土・特別管理廃棄物)平成30年度 前期 No.52
建設リサイクル法の対象建設工事(解体工事)平成29年度 No.50
廃棄物の区分(PCB部品・建設業の木くず)平成29年度 No.52

同じ分野で出る論点

法規では次の論点も問われます(問題の多い順)。まとめて対策すると得点が安定します。

出題実績は資格試験対策.netが平成29年度〜令和8年度の収録問題を集計したものです。要点と解説は当サイトの独自コンテンツです。最終更新 。