情報通信・弱電設備
重要度 B電気設備・施工管理・施工で出題過去問 27問
情報通信・弱電設備は、2級電気工事施工管理技士 第一次検定の平成29年度〜令和8年度(17回)のうち17回で出題された論点です(収録1078問中27問・重要度B)。出題されるのは電気設備・施工管理・施工です。
要点:電話・LAN・光ファイバ、テレビ共同受信、放送・インターホン、防犯、中央監視制御。
覚える要点
- ルータはIPアドレスで他のネットワークへ中継し、スイッチングハブはMACアドレスで中継する。メディアコンバータは電気信号と光信号を相互に変換する機器
- イーサネットの規格の末尾が「T」ならツイストペア(UTP)、「FX・SX・LX」なら光ファイバで、1000BASE-SXにはBNCコネクタではなくSC・LCなどの光コネクタを使う。LANの配線にはUTPケーブルを使い、FCPEVは使わない。光ファイバは電磁誘導の影響を受けない
- テレビ共同受信の機器は、周波数帯域ごとに信号を分けるのが分波器(混合器の逆)、均等に分けるのが分配器、幹線を通しながら一部を取り出すのが分岐器。総合損失は途中の機器の挿入損失と端子を取り出す機器の結合損失を足す
- 非常放送設備のスピーカの配線は耐熱配線(HPなどの耐熱電線)とし、AEは使わない。全館放送のスピーカはハイインピーダンス方式とする
- インターホンの通話路数は同時に通話できる数で、呼び出せる相手の数ではない。親機と子機の間に通話網があるのが親子式、親機どうしで通話できるのが相互式
- 熱線式パッシブセンサは人体から放射される熱線を受けて検知し、熱線を放出しない(放出するとしたら誤り)。IP電話機はIP-PBXに接続する。有線電気通信の屋内電線の絶縁抵抗は直流100Vで1MΩ以上
勉強のしかた:17回すべてで1〜2問出る。LANの機器(ルータ・メディアコンバータ)とイーサネットの規格、テレビ共同受信の機器の名称、非常放送の耐熱配線、インターホンの用語、パッシブセンサが繰り返し出る。機器の名称を記述から答える問題が多いので、機器ごとに「何を・どうする」を一言で覚える。
この論点の引っかけ・間違えやすい点
収録している過去問の解説から、情報通信・弱電設備で間違えやすい点を集めました。
- 令和8年度 前期 No.27:親子式=親機と子機(玄関子機と居間の親機など),相互式=親機どうし,複合式=その組合せ。
- 令和8年度 前期 No.50:パッシブ(受動)=人体の熱線を受けるだけ,アクティブ(能動)=自ら赤外線を投光して遮断を検知する。
- 令和7年度 後期 No.27:メディア(伝送媒体)をコンバート(変換)する装置=メディアコンバータ。ルータ・スイッチはデータの中継が主な機能。
- 令和7年度 前期 No.27:混合器(まとめる)⇔分波器(帯域ごとに分ける),分配器(均等に分ける),分岐器(一部を取り出す)。
- 令和7年度 前期 No.50:有線電気通信設備の屋内電線の絶縁抵抗は直流 100 V で 1 MΩ 以上。線路の電圧は 100 V 以下。数値の入れ替えに注意する。
- 令和6年度 後期 No.27:入退室管理の識別手段は「持っているもの(IC カード)・知っていること(暗証番号)・本人の特徴(生体認証)」。案内・誘導の装置は含まれない。
この論点の問題
インターホンの通話方式(JIS)令和8年度 前期 No.27
防犯設備令和8年度 前期 No.50
LANの機器(メディアコンバータ)令和7年度 後期 No.27
テレビ共同受信設備の機器(分波器)令和7年度 前期 No.27
有線電気通信設備の線路令和7年度 前期 No.50
入退室管理設備の機器令和6年度 後期 No.27
情報通信設備の屋内配線令和6年度 後期 No.50
イーサネットの規格(UTP ケーブル)令和6年度 前期 No.27
テレビ共同受信設備の分岐器令和5年度 後期 No.29
防犯設備令和5年度 後期 No.52
インターホンの用語(JIS)令和5年度 前期 No.29
拡声設備令和5年度 前期 No.52
ルータ令和4年度 後期 No.29
光ファイバ通信の特徴令和4年度 前期 No.29
メディアコンバータ令和3年度 後期 No.29
情報通信設備の屋内配線令和3年度 後期 No.52
テレビ共同受信設備の分配器令和3年度 前期 No.29
光ファイバを用いるイーサネットの規格令和2年度 後期 No.30
LANの規格とコネクタ令和元年度 後期 No.30
全館放送の拡声設備令和元年度 後期 No.44
インターホンの用語令和元年度 前期 No.30
防犯設備の施工令和元年度 前期 No.44
テレビ共同受信設備の分波器平成30年度 後期 No.30
LANの機器(ルータ)平成30年度 前期 No.30
構内交換設備の施工平成30年度 前期 No.44
テレビ共同受信設備の総合損失平成29年度 No.30
情報通信設備の屋内配線のケーブル平成29年度 No.44
同じ分野で出る論点
電気設備・施工管理・施工では次の論点も問われます(問題の多い順)。まとめて対策すると得点が安定します。
出題実績は資格試験対策.netが平成29年度〜令和8年度の収録問題を集計したものです。要点と解説は当サイトの独自コンテンツです。最終更新 。