構内電気設備の施工
重要度 B電気設備・施工管理・施工で出題過去問 26問
構内電気設備の施工は、2級電気工事施工管理技士 第一次検定の平成29年度〜令和8年度(17回)のうち17回で出題された論点です(収録1078問中26問・重要度B)。出題されるのは電気設備・施工管理・施工です。
要点:電線管・ケーブルラック・バスダクト、電線の接続、盤と受電設備の施工、接地極、太陽光発電の施工。
覚える要点
- 受電室には給水管・排水管などを通過させず(ドレンパンを設けても不可)、更衣室などほかの用途に使わない
- 太陽光発電で、ストリングへの逆電流の流入を防ぐのは接続箱の逆流防止ダイオード(バイパスダイオードはモジュール内)。耐雷トランスはパワーコンディショナの交流側に設け、スレート屋根の支持金具はたる木などの構造材に荷重がかかるように固定する
- ライティングダクトは造営材を貫通せず、開口部は下向き、支持は2m以下、終端は閉そくする。金属線ぴは点検できない隠ぺい場所に施設できず、線ぴ内で電線を接続せず、終端部は閉そくする。2種金属製線ぴに収める電線は内断面積の20%以下
- 内線規程の問題では、金属管の直角の屈曲は1区間3箇所以下、曲げ半径は管内径の6倍以上。強電流と弱電流の電線を同じボックスに収めるときは金属製の隔壁にC種接地工事を施す(D種は誤り)
- CD管はコンクリート埋込み専用で、露出配管や二重天井内には使えない。PF管相互はカップリングで接続し直接接続しない。合成樹脂製可とう管(PF管・CD管)の支持点間の距離は1m以下とされる
- 防振装置で据え付けるディーゼル発電設備には耐震ストッパを設ける。アクセスフロア内のジョイントボックスは固定する。墨出しの陸墨は水平(高さ)の基準、返り墨(逃げ墨)は離れた位置に打った墨
勉強のしかた:17回すべてで1〜3問出る。配線方法(ライティングダクト・金属線ぴ・金属管・合成樹脂管の内線規程の決まり)、受電室の施設、太陽光発電の施工(逆流防止ダイオード・耐雷トランス)が繰り返し出る。同じ誤りの選択肢(受電室に水管、CD管の露出、隔壁はC種接地)が何度も出るので、正しい文に直して覚える。
この論点の引っかけ・間違えやすい点
収録している過去問の解説から、構内電気設備の施工で間違えやすい点を集めました。
- 令和8年度 前期 No.48:金属管・合成樹脂管の曲げ半径は管内径の 6 倍以上。曲げ半径が小さいと電線の引入れが難しく,被覆を傷つけるおそれがある。
- 令和7年度 後期 No.48:金属線ぴ・金属ダクト・ライティングダクトなどは「乾燥した展開した場所又は点検できる隠ぺい場所」に限られる。点検できない隠ぺい場所に施設できるのは金属管・合成樹脂管・ケーブルなど。
- 令和7年度 前期 No.48:強電流電線と弱電流電線を同一ボックスに収めるときの金属製の隔壁は C 種接地工事。単相 3 線式の 3 本は同一管に収めて電磁的平衡をとる。
- 令和6年度 後期 No.46:耐雷トランスは交流(系統)側,直流側はサージ防護デバイス。直流・交流の入れ替えに注意する。
- 令和6年度 後期 No.48:アクセスフロア内は「ころがし可・接続部に張力止め・ボックスは固定」。ケーブルは固定しなくてよいが,接続箇所は固定するという対比で覚える。
- 令和6年度 前期 No.48:ライティングダクト:貫通しない・終端閉そく・開口部は下向き・支持間隔 2 m 以下。
この論点の問題
金属管配線(内線規程)令和8年度 前期 No.48
金属線ぴ配線(内線規程)令和7年度 後期 No.48
金属管配線(内線規程)令和7年度 前期 No.48
太陽光発電設備の施工令和6年度 後期 No.46
アクセスフロア内のケーブル配線(内線規程)令和6年度 後期 No.48
ライティングダクト工事令和6年度 前期 No.48
太陽光発電システムの施工令和5年度 後期 No.48
受電室(高圧受電設備規程)令和5年度 後期 No.50
低圧屋内配線(内線規程)令和5年度 前期 No.50
太陽光発電システムの施工令和4年度 後期 No.48
金属線ぴ配線(内線規程)令和4年度 後期 No.50
墨出し(返り墨・陸墨)令和4年度 後期 No.52
金属管配線(内線規程)令和4年度 前期 No.50
ディーゼル発電設備の施工令和3年度 後期 No.48
合成樹脂管配線(PF管・CD管)(内線規程)令和3年度 後期 No.50
ライティングダクト配線(内線規程)令和3年度 前期 No.50
太陽光発電システムの施工(耐雷トランス)令和2年度 後期 No.40
受電室の施設令和2年度 後期 No.42
金属線ぴ配線令和元年度 後期 No.23
低圧屋内配線(CD管)令和元年度 後期 No.42
金属管配線令和元年度 前期 No.42
配線方法と支持点間の距離平成30年度 後期 No.23
ライティングダクト工事平成30年度 後期 No.42
太陽光発電システムの施工平成30年度 前期 No.40
金属線ぴ工事平成30年度 前期 No.42
高圧受電設備の受電室平成29年度 No.42
同じ分野で出る論点
電気設備・施工管理・施工では次の論点も問われます(問題の多い順)。まとめて対策すると得点が安定します。
出題実績は資格試験対策.netが平成29年度〜令和8年度の収録問題を集計したものです。要点と解説は当サイトの独自コンテンツです。最終更新 。