測量・土工・建設機械
重要度 A土木・建築・設備で出題過去問 23問
測量・土工・建設機械は、2級造園施工管理技士 第一次検定の平成29年度〜令和8年度(17回)のうち17回で出題された論点です(収録690問中23問・重要度A)。出題されるのは土木・建築・設備です。
要点:土量の変化率、盛土と法面勾配、園路の整備などに用いる建設機械。
覚える要点
- 土量の変化率はL=ほぐした土量÷地山の土量、C=締め固めた土量÷地山の土量。盛土(締固め土量)から地山土量へは÷C、地山土量からほぐし土量(運搬土量)へは×L
- L=1.20・C=0.90で盛土4,500m³なら、地山土量は4,500÷0.90=5,000m³、運搬土量は5,000×1.20=6,000m³。締固め土量にLを直接掛けた5,400m³は誤りの選択肢
- 法面勾配は鉛直高さ1に対する水平距離で表し(1:1.5=1割5分、1:0.8=8分)、数字が大きいほど緩い。法面の長さ(斜辺)は使わない
- 盛土材料はせん断強度が大きく、圧縮性が小さく、吸水による膨潤性の低い土がよい。大きな岩塊は盛土の下部に集め、すき間を土砂で埋めて締め固める
- 地盤の勾配が1:4より急な斜面(1:3など)に盛土するときは段切りを行う。盛土上面には4%程度の横断勾配をつけ、施工後の沈下を見込んで余盛りをし、法肩はラウンディングする
- タイヤローラの接地圧は砂質土では高く、粘性土では低くする(こね返しを防ぐ)
- 園路整備の機械は、掘削がバックホウ、路床の整形がブルドーザ、路盤材の敷均しがモーターグレーダ、土砂の積込みがホイールローダ(トラクタショベル)、路盤や混合物の締固めがロードローラ・タイヤローラ・振動ローラ
- アスファルト乳剤の散布はアスファルトディストリビュータ、アスファルト混合物の敷均しはアスファルトフィニッシャ。モーターグレーダやホイールローダで混合物を締め固める組合せは誤り
勉強のしかた:毎回1〜2問(17回で23問)出る。土量の変化率の計算(地山土量と運搬土量)、法面勾配を示す図、園路整備の作業と建設機械、盛土の施工が交互に出る。計算は「締固め土量÷C×L」の順を守れば確実に得点できる。
この論点の引っかけ・間違えやすい点
収録している過去問の解説から、測量・土工・建設機械で間違えやすい点を集めました。
- 令和8年度 前期 No.17:締固め土量→地山土量は「÷C」、地山土量→ほぐし土量は「×L」。
- 令和7年度 後期 No.17:法面勾配は「高さ1に対する水平の長さ」。1割=1:1.0、8分=1:0.8、1割5分=1:1.5。
- 令和7年度 前期 No.17:段切りが必要になる目安は「1:4より急な斜面」。
- 令和6年度 後期 No.17:L=ほぐした土量/地山土量,C=締固めた土量/地山土量。まず地山土量に戻してから計算する。
- 令和6年度 前期 No.17:法面勾配は「縦1に対する横n」。斜面の長さは使わない。
- 令和5年度 後期 No.17:タイヤローラの接地圧は「砂質土・礫は高く、粘性土は低く」と覚える。
この論点の問題
園路整備の作業と建設機械令和8年度 前期 No.14
盛土に必要な運搬土量(土量変化率)令和8年度 前期 No.17
法面勾配8分を示す図令和7年度 後期 No.17
盛土の施工(盛土材料・段切り・余盛り)令和7年度 前期 No.17
園路整備の作業と建設機械令和6年度 後期 No.14
土量の変化率(地山土量とほぐした土量)令和6年度 後期 No.17
法面勾配1:1.2を示す図令和6年度 前期 No.17
土工(盛土材料・締固め・ラウンディング)令和5年度 後期 No.17
園路整備の作業と建設機械令和5年度 前期 No.14
土量の変化率(地山土量・ほぐし土量)令和5年度 前期 No.17
法面勾配1割5分を示す図令和4年度 後期 No.17
盛土の施工(材料・上面の勾配・余盛り・段切り)令和4年度 前期 No.17
園路整備の作業と建設機械令和3年度 後期 No.14
法面勾配1:0.8の図令和3年度 後期 No.17
土量の変化率(地山土量とほぐし土量)令和3年度 前期 No.17
盛土の施工(材料・段切り・横断勾配・締固め)令和2年度 後期 No.19
土量の変化率(運搬土量の計算)令和元年度 後期 No.19
園路整備の作業と建設機械令和元年度 前期 No.16
法面勾配1割3分を示す図令和元年度 前期 No.19
土工(盛土材料・余盛り・ラウンディング)平成30年度 後期 No.19
土量の変化率(盛土に必要な地山土量・ほぐし土量)平成30年度 前期 No.19
園路整備の作業と建設機械平成29年度 No.20
法面勾配1:1.5の図平成29年度 No.23
同じ分野で出る論点
土木・建築・設備では次の論点も問われます(問題の多い順)。まとめて対策すると得点が安定します。
出題実績は資格試験対策.netが平成29年度〜令和8年度の収録問題を集計したものです。要点と解説は当サイトの独自コンテンツです。最終更新 。