盛土の施工(材料・段切り・横断勾配・締固め)
これは2級造園施工管理技士 第一次検定 令和2年度 後期(2020年11月15日(日)実施) No.19の問題です。論点は「測量・土工・建設機械」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
土工に関する記述のうち,適当でないものはどれか。
解答欄
正解
正解:(4) タイヤローラを用いて盛土を締め固める際,粘性土であったのでタイヤの接地圧を高くした。
解き方
- タイヤローラは,タイヤの空気圧を変えて接地圧を調整できる。粘性土では接地圧を高くするとこね返し(過転圧)で強度が低下するので,空気圧を下げて接地圧を低くする。砂質土や礫質土では接地圧を高くする。よって(4)が適当でない。
- 盛土材料は締固め後のせん断強度が大きく圧縮性が小さい土がよい。基礎地盤の勾配が1:4より急な場合は段切りを行うので,1:3では段切りが必要である。盛土上面には雨水を速やかに排除するため横断勾配を設ける(土木工事共通仕様書(案)は作業終了時や中断時に4%程度としており,4〜5%程度はこれに合う)。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。せん断強度が大きく圧縮性が小さい土は盛土材料に適する。
- (2)適当。勾配1:4より急な基礎地盤では段切りを行う。
- (3)適当。盛土上面には横断勾配(土木工事共通仕様書(案)では4%程度)を設ける。
- (4)適当でない。粘性土ではタイヤの接地圧を低くする。
引っかけ:タイヤローラの接地圧:砂質土は高く,粘性土は低く(こね返しを防ぐ)。
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→令和2年度 後期の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した2級造園施工管理技士 第一次検定 令和2年度 後期(2020年11月15日(日)実施) No.19。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する