安全管理
重要度 A施工管理で出題過去問 27問
安全管理は、1級舗装施工管理技術者 一般試験の平成28年度〜令和8年度(10回)のうち10回で出題された論点です(収録600問中27問・重要度A)。出題されるのは施工管理です。
要点:建設機械の安全、道路工事の保安施設、公衆災害防止対策要綱。
覚える要点
- 車線を制限した後の車道幅員は1車線で3m以上、2車線で5.5m以上。片側交互通行は制限区間をできる限り短くし交通誘導警備員を配置する
- 歩行者用通路は幅0.90m以上(高齢者・車椅子の通行が想定されない場合は0.75m以上)、歩行者の多い箇所は1.5m以上、有効高さ2.1m以上(令和元年改正)
- 工事予告の標識は工事箇所の前方50m〜500mの間に設置。段差は5%以内の勾配ですりつける。保安灯は高さ1m程度で夜間150m前方から視認でき、間隔は交通流に対面する部分で2m程度、その他4m以下
- 作業場への車両の出入りは交通流に対する背面から。仮設物は高さ0.8〜2.0mの部分の見通しを確保する。迂回路の設定は道路管理者と所轄警察署長の指示による
- ローラなど建設機械の作業範囲には作業員を立ち入らせない(バックブザーがあっても同じ)。ダンプの後進は誘導員の合図で行い、傾斜地では車輪止め。フィニッシャのホッパ内の作業員に注意
- 車両系建設機械の前照灯は必要な照度が保持された場所では不要(安衛則第152条)。救護訓練の記録は3年保存、安全衛生委員会は毎月1回以上
- 交通誘導警備員は保安施設内の視認しやすい位置に配置し、反射チョッキなど目立つ服装とする。路面切削で区画線が消えた箇所は仮区画線を設置してから交通開放
勉強のしかた:分野3で毎年2〜3問出る。公衆災害防止対策要綱の数値(3m・5.5m・0.90m・1.5m・2.1m・50〜500m・5%・150m・2m・4m)を1枚にまとめ、建設機械の安全は「作業範囲立入禁止」「誘導員」「背面から出入り」の原則で肢を切る。
この論点の引っかけ・間違えやすい点
収録している過去問の解説から、安全管理で間違えやすい点を集めました。
- 令和8年度 問43:安全対策は「見せる・知らせる」が原則である。
- 令和8年度 問44:道路上の交通規制に関わる措置は、道路管理者・警察署長の指示を受けて行う。
- 令和8年度 問45:機械が動いたとき一般交通や作業員に向かわない措置になっているかで判断する。
- 令和7年度 問43:前半の「余裕をもって方向変換できる位置から視認できる」は指針どおりで、配置場所だけを変えている。
- 令和7年度 問45:「誘導員を配置」は一見安全対策に見えるが、作業範囲内で作業させる前提になっている点が誤り。(2) の「作業範囲内に絶対入らない」と見比べる。
- 令和6年度 問44:「前照灯の設置」にはただし書がある。「〜であっても」という強い表現に注意する。
この論点の問題
舗装工事の安全対策(段差・区画線・誘導)令和8年度 問43
道路工事の安全対策(迂回路・保安灯・標識)令和8年度 問44
舗装工事の安全対策(建設機械)令和8年度 問45
道路工事の安全対策(標識・誘導員)令和7年度 問43
道路工事の安全対策(歩行者通路・段差)令和7年度 問44
舗装工事の安全対策(建設機械)令和7年度 問45
車両系建設機械の安全令和6年度 問44
道路工事における安全対策令和6年度 問45
道路工事の安全対策(作業場・保安灯・標識)令和5年度 問44
道路工事の安全対策(車線幅員・段差・区画線)令和5年度 問45
道路工事の一般的な安全対策(建設機械)令和5年度 問46
道路工事における安全対策令和4年度 問43
道路工事の安全対策(保安施設・交通誘導)令和4年度 問44
道路工事の安全対策(仮囲い・車両の出入り)令和3年度 問44
道路工事の安全対策(段差・標識・歩行者用通路)令和3年度 問45
道路工事の安全対策(クレーン・片側交互通行・SDS)令和3年度 問46
道路工事における安全対策令和元年度 問43
車両系建設機械の安全(労働安全衛生規則)令和元年度 問44
事業者が実施する安全管理(労働安全衛生規則)令和元年度 問45
道路工事の安全対策(保安灯・段差・標識)平成30年度 問43
道路工事の安全対策(車線幅・迂回・通路)平成30年度 問44
舗装工事における安全管理平成30年度 問45
維持修繕工事の安全対策平成29年度 問44
道路工事の安全対策平成29年度 問45
道路工事における安全対策(保安施設)平成28年度 問43
道路工事における安全対策(通路・保安灯)平成28年度 問44
舗装工事における安全管理平成28年度 問45
同じ分野で出る論点
施工管理では次の論点も問われます(問題の多い順)。まとめて対策すると得点が安定します。
出題実績は資格試験対策.netが平成28年度〜令和8年度の収録問題を集計したものです。要点と解説は当サイトの独自コンテンツです。最終更新 。