舗装工事の安全対策(建設機械)
これは1級舗装施工管理技術者 一般試験 令和7年度(2025年6月22日(日)実施) 問45の問題です。論点は「安全管理」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
舗装工事における安全対策に関する次の記述のうち、不適当なものはどれか。
解答欄
正解
正解:(1) 路盤工に用いるモータグレーダは旋回半径が大きく内輪差も大きいので、モータグレーダの作業範囲内では誘導員を配置して作業するように作業員に指導した。
解き方
- 国土交通省の建設機械施工安全マニュアルでは、モータグレーダによる路盤の整正作業について、旋回(リーニング)時の巻込みに注意し、機械の稼動範囲内への作業員の立入りを禁止するとしている。
- 旋回半径・内輪差が大きいことを理由に挙げながら、作業範囲内で作業させる(誘導員を置けばよい)と指導するのは、立入禁止の原則に反する。よって (1) が不適当である。
- ローラの転圧帯への立入禁止、勾配のある場所での逸走防止(エンジン停止・車止め)、コンクリート舗装のレール上に手足や物を乗せないことは、いずれも同マニュアルの安全確認事項にある。
選択肢ごとの解説
- (1)不適当。旋回半径・内輪差が大きいモータグレーダの作業範囲内には、作業員を立ち入らせないのが基本である。
- (2)適当。路肩ぎりぎりまで転圧するローラの作業範囲(転圧帯)には立ち入らないよう指導する。
- (3)適当。大きな縦断勾配がある場所では、エンジンを停止し車止めをして作業車両の逸走を防ぐ。
- (4)適当。型枠内で作業する際は機械との接触に注意し、レール上に物や手足を乗せない。
引っかけ:「誘導員を配置」は一見安全対策に見えるが、作業範囲内で作業させる前提になっている点が誤り。(2) の「作業範囲内に絶対入らない」と見比べる。
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→令和7年度の前後の問題
出典:一般社団法人 日本道路建設業協会が実施した1級舗装施工管理技術者 一般試験 令和7年度(2025年6月22日(日)実施) 問45。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する