舗装の調査・試験
重要度 A舗装で出題過去問 24問
舗装の調査・試験は、1級舗装施工管理技術者 一般試験の平成28年度〜令和8年度(10回)のうち9回で出題された論点です(収録600問中24問・重要度A)。出題されるのは舗装です。
要点:CBR・FWD・平板載荷・マーシャル・ホイールトラッキング・すべり抵抗などの試験と目的。
覚える要点
- 性能指標と確認方法:疲労破壊輪数はFWDのたわみ、塑性変形輪数はホイールトラッキング試験の動的安定度、平たん性は3mプロフィルメータ(車線中心から1m離れた線上)、浸透水量は現場透水量試験(15秒間)
- 混合物試験:ホイールトラッキング=耐流動、水浸ホイールトラッキング・水浸マーシャル=剥離抵抗性、ラベリング=耐摩耗、カンタブロ=ポーラス混合物の骨材飛散、曲げ試験=低温時のたわみ性、ダレ試験=ポーラスの最大アスファルト量
- CBR試験は路床の支持力(設計CBR)、修正CBR試験は路盤材料・盛土材料の品質評価。試料は路床面下50cm以上深い所から採取し、雨期・凍結融解期を避ける
- 測定機器:ベンケルマンビームとFWDはたわみ量、平板載荷試験は支持力係数(K値)、DFテスタは動的摩擦係数、CTメータはきめ深さ、振り子式はBPN、横断プロフィルメータはわだち掘れ量
- タイヤ/路面騒音は特殊タイヤ搭載の騒音測定車などで測る。路面性状測定車はひび割れ・わだち掘れ・平たん性。防水層と混合物の一体化は引張接着試験で評価
- 抽出試験でアスファルト量と粒度がわかる。エングラー度は乳剤の粘度、伸度はアスファルトの延性。1Nは1kgに1m/s²の加速度を生じさせる力
勉強のしかた:分野2で毎年2〜3問出る。「試験名→評価する性能」「機器名→測定項目」の対応表を作り、特に水浸の有無、CBRと修正CBR、DFテスタとCTメータの違いを問う入替え肢を過去問で練習する。
この論点の引っかけ・間違えやすい点
収録している過去問の解説から、舗装の調査・試験で間違えやすい点を集めました。
- 令和8年度 問7:(1) と同じ「50cm」の数値が (2) では「20cm」に置き換えられている。
- 令和8年度 問21:「水浸」が付くと目的は剥離抵抗性になる。
- 令和8年度 問50:試験器具と測定項目の組合せ(たわみ=ベンケルマンビーム・FWD、平たん性=プロフィルメータ)で判断する。
- 令和6年度 問9:寒冷地だから凍結融解期に採る、という理屈は誤り。採取時期は雨期・凍結融解期を避ける。
- 令和6年度 問22:浸透水量は「現場(路面)」で測る指標。塑性変形輪数だけが供試体(WT試験)で評価する指標である。
- 令和6年度 問52:ラベリング=摩耗、ホイールトラッキング=流動、曲げ=低温ひび割れ。
この論点の問題
路床土のCBR試験令和8年度 問7
舗装用材料の試験令和8年度 問21
ポーラスアスファルト舗装の試験令和8年度 問50
路床土のCBR試験の試料採取令和6年度 問9
舗装の性能指標と測定方法令和6年度 問22
アスファルト混合物の試験の目的令和6年度 問52
路床土のCBR試験(試料の採取)令和5年度 問9
舗装用素材・材料の試験令和5年度 問22
アスファルト混合物の試験と目的令和5年度 問51
舗装の現場試験令和5年度 問52
舗装用素材や材料の試験令和4年度 問22
舗装の性能指標値の確認方法令和4年度 問51
路床土のCBR試験令和3年度 問11
舗装用材料・アスファルト混合物の試験令和3年度 問23
調査・試験の基礎(数値の丸め・計量法)令和3年度 問50
舗装の試験(剥離抵抗性・骨材飛散・すべり抵抗・防水性)令和3年度 問51
アスファルト混合物の試験の目的令和元年度 問23
アスファルト舗装の試験の目的平成30年度 問22
アスファルト舗装の性能指標の確認方法平成30年度 問52
アスファルト舗装の試験平成29年度 問22
舗装の試験と測定機器平成29年度 問51
アスファルト舗装の試験平成28年度 問22
舗装路面の測定方法平成28年度 問50
舗装の性能指標の確認方法平成28年度 問51
同じ分野で出る論点
舗装では次の論点も問われます(問題の多い順)。まとめて対策すると得点が安定します。
出題実績は資格試験対策.netが平成28年度〜令和8年度の収録問題を集計したものです。要点と解説は当サイトの独自コンテンツです。最終更新 。