土工・排水・土質

重要度 A土木一般・設計図書で出題過去問 24問

土工・排水・土質は、1級舗装施工管理技術者 一般試験の平成28年度〜令和8年度(10回)のうち10回で出題された論点です(収録600問中24問・重要度A)。出題されるのは土木一般・設計図書です。

要点:盛土・切土、排水施設、土質調査と土質試験。

覚える要点

  • のり面保護工:勾配1:0.8より急なのり面は構造物工、湧水の多いのり面は開放型(のり枠+中詰め・じゃかご)、コンクリート張工などは多少の土圧を受ける箇所用。緑化基礎工は必要に応じて併用
  • 小段排水溝は下段ののり肩から離して設け、排水系統は集中させず分散させる。カルバート周辺の裏込めは盛土に先行して施工する
  • 軟弱地盤対策:サンドコンパクションパイル・静的圧入締固めは砂質地盤の締固め(液状化対策)、サンドドレーンは粘性土の圧密促進。安定検討にはせん断強さ、沈下検討には圧密特性・透水係数
  • 擁壁:補強土壁は補強材と盛土の摩擦で保持、控え壁式は壁高が高いと逆T型より経済的。基礎地盤の置換えでは浮き石を完全に除去する
  • 原位置試験:標準貫入試験はN値(63.5kg・76cm・30cm貫入)、平板載荷試験は地盤反力係数、孔内載荷試験は孔壁に垂直方向へ加圧して変形係数、簡易動的コーン貫入試験は5kgハンマー50cm落下
  • 液状化判定は粒度とN値で行い、コンシステンシー指数は使わない。盛土材の安定処理の指標はコーン指数(トラフィカビリティ)・一軸圧縮強さ・CBR。土量変化率には掘削損失や沈下分を含めない

勉強のしかた:分野1で毎年1〜3問出る。道路土工指針の「のり面」「排水」「軟弱地盤」「擁壁」「土質試験」を小テーマに分け、試験名と求める値の組合せ、工法と対象土質の組合せを表で覚えてから過去問に当たる。

この論点の引っかけ・間違えやすい点

収録している過去問の解説から、土工・排水・土質で間違えやすい点を集めました。

  • 令和8年度 問1:「分散」と「集中」を入れ替えた肢である。排水は分散が原則と覚える。
  • 令和8年度 問6:(2) の「垂直方向」は孔壁に対して垂直という意味で、仕様書の文言どおりである。
  • 令和7年度 問1:「確実な締固めができるスペースの確保」は裏込めを先に施工する理由であり、盛土先行の理由にすり替えている。
  • 令和6年度 問1:L(ほぐし)は運搬計画、C(締固め)は土量の配分計画に使う。損失・沈下分は変化率とは別に扱う。
  • 令和6年度 問8:試験名と目的の入れ替え。地盤反力係数(K値)は平板載荷試験で求める。
  • 令和5年度 問1:曲げ強さはコンクリート舗装版の設計基準曲げ強度と混同させる語である。土の安定処理の指標はコーン指数・一軸圧縮強さ・CBR である。

この論点の問題

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土木一般・設計図書では次の論点も問われます(問題の多い順)。まとめて対策すると得点が安定します。

出題実績は資格試験対策.netが平成28年度〜令和8年度の収録問題を集計したものです。要点と解説は当サイトの独自コンテンツです。最終更新 。