のり面保護工
これは1級舗装施工管理技術者 一般試験 平成28年度(2016年6月26日(日)実施) 問1の問題です。論点は「土工・排水・土質」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
のり面保護工に関する次の記述のうち、不適当なものはどれか。
解答欄
正解
正解:(2) 岩盤以外ののり面で1:0.8より急な勾配の場合は、のり面の浸食や崩壊を防止するため、植生工と緑化基盤工を併用することが望ましい。
解き方
- 道路土工 切土工・斜面安定工指針ののり面保護工の選定では、岩盤以外ののり面で勾配が1:0.8より急な場合は、植生工にのり枠工などを併用してもはく落や浸食を防ぎにくいため、吹付枠工・現場打ちコンクリート枠工・吹付工などの構造物工を選ぶ。
- 植生工と緑化基盤工を併用すればよいとする(2)が不適当である。安定勾配より緩いのり面は植生工が基本で、湧水や浸食のおそれがあれば簡易なのり枠工や柵工を併用する。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。礫混じり土砂や風化軟岩でも小規模な落石のおそれがあれば、植生工に落石防止網・落石防止柵を併用する。
- (2)不適当。岩盤以外で1:0.8より急な勾配では植生主体の保護では不安定であり、構造物によるのり面保護工を選ぶ。
- (3)適当。安定勾配のり面は植生工が基本で、湧水・浸食が懸念される場合は簡易なのり枠工や柵工を併用する。
- (4)適当。凍上・凍結融解のおそれのあるシルト質のり面では、勾配を緩くしたり排水工を設けたりする。
引っかけ:「1:0.8より急」は植生工による保護の限界の目安である。緑化基盤工を併用しても植生工の一種であり、構造物工には当たらない。
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論点ページ:土工・排水・土質の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→平成28年度の前後の問題
出典:一般社団法人 日本道路建設業協会が実施した1級舗装施工管理技術者 一般試験 平成28年度(2016年6月26日(日)実施) 問1。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する