令和5年度 問8論点:土工・排水・土質重要度 A配点 1点未着手

地質・土質調査(原位置試験)

これは1級舗装施工管理技術者 一般試験 令和5年度(2023年6月25日(日)実施) 問8の問題です。論点は「土工・排水・土質」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。

地質・土質調査に関する記述のうち、不適当なものはどれか。

解答欄

選択肢を 1 つ選んで「採点する」を押してください。

正解

正解:(2) 孔内載荷試験は、ボーリング孔壁に対し、水平方向へ加圧し、地盤の変形特性および強度特性を求めることを目的とする。

解き方

  1. 4 つの記述は、国土交通省「地質・土質調査業務共通仕様書」の各試験の目的の条文に沿っている。(1) ポータブルコーン貫入試験(第410条)、(3) 標準貫入試験(第401条)、(4) スクリューウエイト貫入試験(第404条)は条文どおりで適当である。
  2. 孔内載荷試験(第501条)は、ボーリング孔壁に対し「垂直方向」(孔の半径方向)へ加圧し、そのときの圧力と孔壁の変位の関係から地盤の変形特性および強度特性(変形係数、降伏圧、極限圧など)を求める試験である。
  3. 「孔壁に対し水平方向へ加圧」では孔壁に沿う向きになり、条文の「垂直方向」と合わない。よって (2) が不適当である。

選択肢ごとの解説

  1. (1)適当。浅い軟弱地盤で人力によりコーンを静的に貫入させ、土層の硬軟・締まり具合を判定する(共通仕様書 第410条。試験の最大深度は原則3m)。
  2. (2)不適当。孔内載荷試験は、ボーリング孔壁に対し垂直方向(孔の半径方向)へ加圧し、地盤の変形特性および強度特性を求める(第501条)。
  3. (3)適当。原位置における地盤の硬軟・締まり具合の判定と、土層構成を把握するための試料の採取を目的とする(第401条、JIS A 1219)。
  4. (4)適当。深さ10m程度の軟弱地盤を対象に、土の静的貫入抵抗から硬軟・締まり具合・土層の構成を判定する(第404条、JIS A 1221)。
引っかけ:鉛直のボーリング孔では「孔壁に垂直な向き」が水平になるため「孔内水平載荷試験」とも呼ばれ、(2) を正しいと思いやすい。条文は「孔壁に対し、垂直方向へ加圧」である。(4) の「深さ10m程度の軟弱地盤」は条文どおりで正しい。

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出典:一般社団法人 日本道路建設業協会が実施した1級舗装施工管理技術者 一般試験 令和5年度(2023年6月25日(日)実施) 問8。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する