片持ちばり式擁壁
これは1級舗装施工管理技術者 一般試験 令和4年度(2022年6月26日(日)実施) 問2の問題です。論点は「土工・排水・土質」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
片持ちばり式擁壁に関する次の記述のうち、不適当なものはどれか。
解答欄
正解
正解:(2) 控え壁式擁壁は、その構造から逆T型擁壁などに比べてたて壁および底版の各部材の厚さが厚くなり、使用するコンクリート量も一般的に多くなる場合が多い。
解き方
- 控え壁式擁壁は、たて壁の背面に控え壁を設けてたて壁と底版を支持させる形式で、たて壁・底版を控え壁間の版として設計できるため部材厚を薄くでき、壁高の高い擁壁では逆T型よりコンクリート量が少なくなる(道路土工-擁壁工指針)。
- したがって「部材厚が厚くなり、コンクリート量も多くなる」という (2) は逆であり不適当である。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。つま先版を設けられないときは、かかと版だけのL型擁壁を用いる。
- (2)不適当。控え壁で支えるため各部材は薄くでき、コンクリート量は一般に少なくなる。
- (3)適当。かかと版を設けられない、または切土量が増える場合には逆L型擁壁を用いる。
- (4)適当。支え壁式は支え壁が前面にあり裏込め土の重量を安定に十分利用できないので、特に滑動に対する工夫(突起など)が必要である。
引っかけ:控え壁(背面側)と支え壁(前面側)の違い、控え壁式は高い擁壁で経済的になることを押さえる。
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論点ページ:土工・排水・土質の要点この論点の出題実績とよくある間違い
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出典:一般社団法人 日本道路建設業協会が実施した1級舗装施工管理技術者 一般試験 令和4年度(2022年6月26日(日)実施) 問2。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する