建設機械
重要度 B土木一般・設計図書で出題過去問 18問
建設機械は、1級舗装施工管理技術者 一般試験の平成28年度〜令和8年度(10回)のうち10回で出題された論点です(収録600問中18問・重要度B)。出題されるのは土木一般・設計図書です。
要点:土工機械・舗装機械の種類と用途、ICT 建設機械。
覚える要点
- 走行に必要なコーン指数は湿地ブルドーザ300、普通ブルドーザ15t級500・21t級700、自走式スクレーパ小型1,000、ダンプトラック1,200kN/m²程度。走行性はトラフィカビリティ(ワーカビリティはコンクリート)
- 下り坂では勾配抵抗が負で走行抵抗は小さくなる。自走式スクレーパの運搬路勾配は10%以下(短い坂路で15%以下)。トラクタショベルは機動性に優れ掘削力は劣る
- タイヤローラは空気圧・バラストで接地圧を変え、粒状材料は高く、粘性土は低くする。岩塊の多い材料には不適。タンピングローラは高含水比の粘性土や土塊の破砕に向く
- アスファルトフィニッシャの敷きならし厚さはスクリード(厚さ調整装置)で管理し、タンパは予備締固め装置。締固め装置はバイブレータ式とタンパ・バイブレータ併用式の2種。材料の流れはホッパ→バーフィーダ→スクリュースプレッダ→スクリード
- 瀝青安定処理路盤の敷きならしはアスファルトフィニッシャ、粒状路盤やセメント安定処理はモーターグレーダ。水平振動ローラは周辺への振動伝搬が小さい
- MCは作業装置を自動制御、MGはオペレータへ情報表示。TS方式は1台で1機械を追尾しmm精度、GNSS方式は複数機械を同時制御できcm精度でトンネル内では使えない
- コンクリート舗装のスプレッダ:ブレード型は路盤上に下ろした生コンを押し広げ、ボックス型は箱に受けて配る。路面切削機の大型機はクローラ式が多い
勉強のしかた:分野1で毎年1〜2問出る。コーン指数の数値、ローラ別の適用土質、フィニッシャの装置名と役割、MC/MGとTS/GNSSの違いを整理し、各年の「長所と短所の入替え」「数値の入替え」の肢を見抜く練習をする。
この論点の引っかけ・間違えやすい点
収録している過去問の解説から、建設機械で間違えやすい点を集めました。
- 令和8年度 問3:機械の適用土質の取り違え(鋭敏な粘性土とタンピングローラ、岩塊とタイヤローラ)に注意する。
- 令和7年度 問4:コーン指数の数値(300/500/700/1,200)の取り違え。
- 令和6年度 問5:MC(自動制御)とMG(表示・誘導)の違い、TSとGNSSの精度の大小を押さえる。
- 令和6年度 問32:ブレード型=路盤上に下ろした生コンを押し広げる。ボックス型=箱に受けて配る。
- 令和5年度 問4:「機動性」と「掘削力」の優劣を入れ替えている。
- 令和5年度 問32:GNSS 方式と TS 方式の違い(受信型か追尾型か)を問うている。
この論点の問題
土工用建設機械令和8年度 問3
土工用建設機械令和7年度 問4
マシンコントロール・マシンガイダンス令和6年度 問5
舗装用施工機械令和6年度 問32
建設機械と工法令和5年度 問4
ICT建設機械令和5年度 問32
舗装用機械(フィニッシャ・ローラ)令和4年度 問32
路床・路盤の施工機械令和4年度 問33
土工用建設機械・ICT施工令和3年度 問5
舗装の施工機械令和3年度 問34
建設機械令和元年度 問4
舗装の施工機械令和元年度 問34
建設機械平成30年度 問4
土工用建設機械平成29年度 問4
路床・路盤の施工機械平成29年度 問32
舗装用機械平成29年度 問33
建設機械の走行に必要なコーン指数平成28年度 問4
舗装用機械平成28年度 問33
同じ分野で出る論点
土木一般・設計図書では次の論点も問われます(問題の多い順)。まとめて対策すると得点が安定します。
出題実績は資格試験対策.netが平成28年度〜令和8年度の収録問題を集計したものです。要点と解説は当サイトの独自コンテンツです。最終更新 。