擁壁の種類と特徴
これは1級舗装施工管理技術者 一般試験 平成29年度(2017年6月25日(日)実施) 問2の問題です。論点は「土工・排水・土質」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
擁壁に関する次の記述のうち、不適当なものはどれか。
解答欄
正解
正解:(3) 山留め式擁壁は、裏込め部に敷設された補強材と裏込め材との摩擦抵抗力によって壁面を保つものである。
解き方
- 補強材を盛土内に敷設し、補強材と盛土材との摩擦抵抗で壁面を保持するのは補強土壁である(道路土工-擁壁工指針)。
- 山留め式擁壁は、切土部などで山留め壁(親杭や鋼矢板など)の根入れ部の抵抗によって土圧に抵抗する形式であり、(3)の説明は補強土壁と取り違えている。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。片持ばり式擁壁(逆T形・L形)は、躯体自重とかかと版上の土の重量で土圧に抵抗する。
- (2)適当。重力式擁壁は躯体自重で土圧に抵抗し、躯体に引張応力が生じないよう断面を定める。
- (3)不適当。補強材と裏込め材の摩擦で壁面を保つのは補強土壁であり、山留め式擁壁の説明ではない。
- (4)適当。もたれ式擁壁は地山や切土部にもたれた状態で、自重のみで土圧に抵抗する。
引っかけ:擁壁の形式と抵抗の仕組みの組合せを問う。補強土壁の説明を別の形式名に付け替えるのが定番の引っかけである。
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論点ページ:土工・排水・土質の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→平成29年度の前後の問題
出典:一般社団法人 日本道路建設業協会が実施した1級舗装施工管理技術者 一般試験 平成29年度(2017年6月25日(日)実施) 問2。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する