盛土・切土部の排水系統の考え方
これは1級舗装施工管理技術者 一般試験 令和8年度(2026年6月28日(日)実施) 問1の問題です。論点は「土工・排水・土質」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
道路の盛土・切土部における排水系統の考え方に関する次の記述のうち、不適当なものはどれか。
解答欄
正解
正解:(2) 多量の雨水を分散させるような排水は極力避け、計画降雨を超えた場合に予想される流況と道路土工構造物への影響度合い等も勘案した上で、できるだけ1箇所に集中させる。
解き方
- 道路土工-盛土工指針・切土工指針(平成22年版)の排水の考え方では、道路土工構造物の排水系統は、多量の雨水を1箇所に集中させるような排水を極力避け、できるだけ分散させることとしている。
- 集中させると排水施設の能力を超えたときに1箇所で越流・洗掘が起き、盛土や切土のり面の大規模な崩壊につながるためである。よって (2) が不適当である。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。集水区域や周辺地域の将来の開発による流出量の増加も予め考慮しておく。
- (2)不適当。多量の雨水を集中させる排水を避け、計画降雨を超えた場合の流況も勘案して、できるだけ分散させる。
- (3)適当。原地形の地表水・地下水の状況を把握し、構築後の流況を予測して排水計画を立てる。
- (4)適当。地下水は施工段階で湧水が見つかることが多く、排水施設の追加や配置変更など計画を修正していく。
引っかけ:「分散」と「集中」を入れ替えた肢である。排水は分散が原則と覚える。
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論点ページ:土工・排水・土質の要点この論点の出題実績とよくある間違い
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出典:一般社団法人 日本道路建設業協会が実施した1級舗装施工管理技術者 一般試験 令和8年度(2026年6月28日(日)実施) 問1。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する