盛土材料の安定処理の目的と配合設計の指標
これは1級舗装施工管理技術者 一般試験 令和5年度(2023年6月25日(日)実施) 問1の問題です。論点は「土工・排水・土質」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
セメントや石灰による盛土材料の安定処理を行う場合の必要性・目的と配合設計の指標の次の組合せのうち、不適当なものはどれか。
[必要性・目的] ― [配合設計の指標]
解答欄
正解
正解:(3) 路体の安定性の確保 ― 曲げ強さ
解き方
- 道路土工-盛土工指針では、安定処理の目的ごとに配合設計の指標を定めている。トラフィカビリティの改善はコーン指数、構造物裏込めの圧縮沈下の低減や路体の安定性の確保は一軸圧縮強さ(せん断強さ)、路床の強度不足の改善はCBRで配合を決める。
- 曲げ強さはコンクリート版などの設計に用いる指標であり、盛土材料の安定処理の配合設計には用いない。よって (3) が不適当である。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。高含水比の土の施工機械の走行性はコーン指数で評価し、これを満たす添加量を決める。
- (2)適当。裏込めの圧縮沈下の低減は、一軸圧縮強さを指標として配合を決める。
- (3)不適当。路体の安定性(すべりに対する安定)の確保は一軸圧縮強さやせん断強さで配合を決め、曲げ強さは用いない。
- (4)適当。路床の強度不足を改善する安定処理は、CBR を指標として配合を決める。
引っかけ:曲げ強さはコンクリート舗装版の設計基準曲げ強度と混同させる語である。土の安定処理の指標はコーン指数・一軸圧縮強さ・CBR である。
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出典:一般社団法人 日本道路建設業協会が実施した1級舗装施工管理技術者 一般試験 令和5年度(2023年6月25日(日)実施) 問1。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する