土質調査(サウンディング)
これは1級舗装施工管理技術者 一般試験 令和3年度(2021年6月27日(日)実施) 問9の問題です。論点は「土工・排水・土質」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘・現行の法令・基準との関係が読めます。
土質調査に関する次の記述のうち、不適当なものはどれか。
解答欄
正解
正解:(3) 簡易動的コーン貫入試験は、ボーリング孔壁に対し、垂直方向へ加圧し、地盤の変形および強度を判定することを目的とする。
解き方
- 簡易動的コーン貫入試験(JGS 1433)は、質量5kgのハンマーを50cmの高さから自由落下させてコーンを打ち込み、10cm貫入に要する打撃回数から土層の硬軟や締まり具合を調べるサウンディングである。
- ボーリング孔壁を加圧して地盤の変形係数や強度を求めるのは孔内水平載荷試験である。よって (3) が不適当である。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。ポータブルコーン貫入試験は、人力でコーンを静的に押し込み、浅い軟弱地盤の硬軟や締まり具合を調べる。
- (2)適当。スウェーデン式サウンディング試験(現在のJIS名称はスクリューウエイト貫入試験)は、深さ10m程度までの静的貫入抵抗を測定する。
- (3)不適当。説明は孔内水平載荷試験のものである。簡易動的コーン貫入試験は、ハンマーの打撃でコーンを貫入させる動的なサウンディングである。
- (4)適当。オランダ式二重管コーン貫入試験は、軟弱地盤のコーン貫入抵抗を測定し、土層の硬軟や構成を判定する。
引っかけ:試験名の「動的」「コーン貫入」と、ボーリング孔を使う載荷試験の説明とを入れ替えている。
現行の基準・法令との関係:スウェーデン式サウンディング試験は、2020年のJIS A 1221改正で「スクリューウエイト貫入試験」に名称が変わった。この問題の答えは変わらない。
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論点ページ:土工・排水・土質の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和3年度の前後の問題
出典:一般社団法人 日本道路建設業協会が実施した1級舗装施工管理技術者 一般試験 令和3年度(2021年6月27日(日)実施) 問9。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する