その他の法令
重要度 B施工管理法・法規で出題過去問 21問
その他の法令は、1級建築施工管理技士 第一次検定の平成29年度〜令和8年度(10回)のうち10回で出題された論点です(収録760問中21問・重要度B)。出題されるのは施工管理法・法規です。
要点:宅地造成及び特定盛土等規制法、騒音規制法・振動規制法の特定建設作業、道路交通法の制限外積載。
覚える要点
- 宅地造成に当たるのは、盛土で高さ1m超の崖、切土で高さ2m超の崖、盛土と切土を同時にして高さ2m超の崖を生じるもの、崖を生じない高さ2m超の盛土、面積500m²超。「超える」なので切土の崖ちょうど2mは該当しない
- 宅地造成等工事規制区域内の擁壁・排水施設等の除却工事は着手の14日前までに届け出る。擁壁の水抜穴は壁面の面積3m²以内ごとに1個以上設け、崖の上端の地盤面は崖の反対方向に勾配を付ける
- 騒音・振動の特定建設作業の届出は作業開始の日の7日前までに市町村長へ。敷地境界線での基準値は騒音85dB・振動75dBで、第1号区域では午後7時〜翌午前7時の作業と1日10時間を超える作業を行わず、連続6日まで
- 騒音の特定建設作業は定格出力がバックホウ80kW以上、トラクターショベル70kW以上、ブルドーザー40kW以上、空気圧縮機15kW以上。さく岩機は1日の2地点間の最大距離が50mを超えるものを除き、くい打機はもんけんとアースオーガー併用を除く
- 振動の特定建設作業は、くい打機・くい抜機(もんけん・圧入式・油圧式くい抜機を除く)、鋼球による破壊、舗装版破砕機、ブレーカー(手持式を除く)を使う作業で、コアドリルは該当しない
- 制限外積載の許可は出発地を管轄する警察署長。積載物の長さ・幅は自動車の1.2倍まで(はみ出しは前後・左右とも各1/10まで。2022年5月施行で緩和)、高さは地上から3.8mまで。貨物を看守する最小限度の人員は荷台に乗せられる
- 制限外積載の表示は、昼間は0.3m平方以上の赤色の布、夜間は赤色の灯火又は反射器
勉強のしかた:10回すべてで2問出る(平成30年度は工具の携帯を規制する法律を含め3問)。宅地造成及び特定盛土等規制法、騒音規制法・振動規制法の特定建設作業、道路交通法の制限外積載が交互に出る。宅地造成の規模(盛土1m超・切土2m超・500m²超)、騒音の機械の出力(80・70・40・15kW)、届出は7日前に市町村長、積載物の長さ・幅は1.2倍・高さ3.8mを数値で覚える。
この論点の引っかけ・間違えやすい点
収録している過去問の解説から、その他の法令で間違えやすい点を集めました。
- 令和8年度 No.71:騒音・振動の特定建設作業の届出は「7日前までに市町村長へ」。
- 令和8年度 No.72:高さの制限3.8mは「地上から」の高さ。荷台の高さを差し引いて積める高さを考える。積載物の長さ・幅の制限は2022年の改正で1.2倍に緩和された。
- 令和7年度 No.71:崖の高さは「盛土1m超,切土2m超」,面積は「500m²超」。盛土の方が厳しい。
- 令和7年度 No.72:振動の特定建設作業は「くい打ち・くい抜き,鋼球,舗装版破砕機,ブレーカー」の4つ。騒音規制法の8種類(バックホウ・空気圧縮機・コンクリートプラント等を含む)と区別する。
- 令和6年度 No.71:建設機械の出力はバックホウ80kW・トラクターショベル70kW・ブルドーザー40kW。届出は作業開始の日の7日前までに市町村長へ。
- 令和6年度 No.72:表示は昼夜とも「赤」(昼は赤色の布,夜は赤色の灯火又は反射器)。
この論点の問題
騒音規制法の特定建設作業令和8年度 No.71
道路交通法の制限外積載の許可令和8年度 No.72
宅地造成に該当する土地の形質の変更令和7年度 No.71
振動規制法の特定建設作業令和7年度 No.72
騒音規制法の特定建設作業令和6年度 No.71
制限外積載の許可と表示令和6年度 No.72
宅地造成工事規制区域内の工事令和5年度 No.71
振動規制法の特定建設作業令和5年度 No.72
騒音規制法の特定建設作業の届出令和4年度 No.71
道路交通法の制限外積載の許可令和4年度 No.72
宅地造成に該当する土地の形質の変更令和3年度 No.71
振動規制法の特定建設作業の基準令和3年度 No.72
騒音規制法の特定建設作業の届出令和2年度 No.81
道路交通法の制限外積載の許可令和2年度 No.82
宅地造成工事の許可・届出と技術基準令和元年度 No.81
振動規制法の特定建設作業の基準令和元年度 No.82
工具の携帯を規制する法律平成30年度 No.70
騒音規制法の特定建設作業の届出平成30年度 No.81
道路交通法の制限外積載の許可平成30年度 No.82
宅地造成に該当する土地の形質の変更平成29年度 No.81
振動規制法の特定建設作業の届出平成29年度 No.82
同じ分野で出る論点
施工管理法・法規では次の論点も問われます(問題の多い順)。まとめて対策すると得点が安定します。
出題実績は資格試験対策.netが平成29年度〜令和8年度の収録問題を集計したものです。要点と解説は当サイトの独自コンテンツです。最終更新 。