舗装用コンクリートの運搬
これは2級舗装施工管理技術者 一般試験 平成28年度(2016年6月26日(日)実施) 問17の問題です。論点は「コンクリート舗装」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
舗装用セメントコンクリートの運搬に関する次の記述のうち、不適当なものはどれか。
解答欄
正解
正解:(4) プラントで練り混ぜたコンクリートは、運搬中の水分の蒸発によってスランプが大きくなる傾向がある。
解き方
- 運搬中はセメントの水和や水分の蒸発が進み、コンクリートのスランプは小さくなる(スランプロス)。このため、プラントではスランプロスを見込んで練り混ぜる。
- よって「スランプが大きくなる」とした (4) が不適当である。
- 舗装施工便覧では、スランプ5cm以上はアジテータトラックで運搬し、練混ぜから舗設開始までの時間の目安はダンプトラックで約1時間以内、アジテータトラックで約1.5時間以内としている。空気量も運搬中の損失を見込む。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。スランプ5cm以上のコンクリートは、材料分離を防ぐため一般にアジテータトラックで運搬する。
- (2)適当。ダンプトラックによる運搬では、練混ぜから舗設開始までの目安は約1時間以内である。
- (3)適当。空気量は運搬中に減少するので、練混ぜ直後の空気量には損失分を見込む。
- (4)不適当。運搬中の水分の蒸発や水和によって、スランプは小さくなる傾向がある。
引っかけ:水が抜ければコンクリートは硬くなる、すなわちスランプは小さくなる。向きの入替えに注意する。
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論点ページ:コンクリート舗装の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→平成28年度の前後の問題
出典:一般社団法人 日本道路建設業協会が実施した2級舗装施工管理技術者 一般試験 平成28年度(2016年6月26日(日)実施) 問17。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する