建築
重要度 B関連分野・施工管理・施工で出題過去問 20問
建築は、2級電気工事施工管理技士 第一次検定の平成29年度〜令和8年度(17回)のうち17回で出題された論点です(収録1078問中20問・重要度B)。出題されるのは関連分野・施工管理・施工です。
要点:鉄筋コンクリート構造・鉄骨構造、建築材料。
覚える要点
- 梁のせん断補強筋はあばら筋(スターラップ)、柱は帯筋(フープ)。配筋図で主筋・帯筋・あばら筋の名称を答える問題が繰り返し出る。鉄筋端部のフックは定着を確保するためのもの
- 鉄筋は引張力に、コンクリートは圧縮力に強く、コンクリートの引張強度は圧縮強度の1/10程度。かぶり厚さは最も外側の鉄筋から(目地があれば目地底まで)測る
- 水セメント比が大きいほどコンクリートの強度・耐久性は低下する。スランプが大きいほど軟らかく流動性が大きく、分離やブリーディングが生じやすい(スランプが小さいほど流動性が大きいは誤り)。硬化初期は湿潤状態に保つ
- 普通コンクリートと軽量コンクリートは骨材の種類で分け、含水量ではない。ブローホール・アンダーカット・オーバーラップは溶接の欠陥、コールドジョイント・豆板はコンクリートの欠陥で、両者の入替えが定番
- 墨出しの陸墨は水平の高さの基準、返り墨(逃げ墨)は本来の位置から一定の距離をおいて打った墨。軽量鉄骨壁下地の縦の部材がスタッド、それを横につなぐのが振れ止め
勉強のしかた:17回すべてで1〜2問出る。鉄筋コンクリートの配筋の名称(あばら筋・帯筋)、コンクリートの性質(水セメント比・スランプ・養生)、溶接欠陥とコンクリートの欠陥の区別、墨出しの用語が繰り返し出る。図の部材名と性質の大小関係を押さえれば、関連分野の選択問題で取りやすい。
この論点の引っかけ・間違えやすい点
収録している過去問の解説から、建築で間違えやすい点を集めました。
- 令和8年度 前期 No.35:かぶり厚さは最も外側の鉄筋(あばら筋・帯筋・縦筋など)から,目地があれば目地底まで測る。
- 令和7年度 後期 No.35:梁のせん断補強筋=あばら筋(スターラップ),柱のせん断補強筋=帯筋(フープ)。
- 令和7年度 後期 No.50:陸墨=水平の高さの基準(FL+1 000 など),返り墨=本来の位置から一定距離離した墨,地墨=床に打つ墨,心墨=中心の墨。
- 令和7年度 前期 No.35:スランプ大=軟らかい(流動性大),スランプ小=硬い。数値の大小と流動性の向きを取り違えない。
- 令和6年度 後期 No.35:リップ溝形鋼は先端に折返しがある冷間成形の軽量形鋼(C 形鋼)。熱間圧延の溝形鋼とは折返しの有無で見分ける。
- 令和6年度 前期 No.35:溶接欠陥:ブローホール・ピット・アンダーカット・オーバラップ・クレータ・溶込み不良・割れ。
この論点の問題
壁の鉄筋の最小かぶり厚さ令和8年度 前期 No.35
鉄筋コンクリート造の配筋(あばら筋)令和7年度 後期 No.35
墨出し(返り墨・陸墨)令和7年度 後期 No.50
コンクリートの性質令和7年度 前期 No.35
熱間圧延形鋼の断面形状令和6年度 後期 No.35
鉄骨の溶接欠陥令和6年度 前期 No.35
軽量鉄骨壁下地の部材令和6年度 前期 No.50
柱の配筋(主筋・帯筋)令和5年度 後期 No.37
コンクリートの性質令和5年度 前期 No.37
コンクリートの特徴令和4年度 後期 No.37
コンクリート工事の不具合令和4年度 前期 No.37
鉄筋コンクリート構造令和3年度 後期 No.37
コンクリートの性質令和3年度 前期 No.37
溶接欠陥に関係のない用語令和2年度 後期 No.38
鉄筋コンクリート構造の記述令和元年度 後期 No.38
コンクリートの初期養生令和元年度 前期 No.34
鉄筋コンクリート構造の性質令和元年度 前期 No.38
コンクリートの性質平成30年度 後期 No.38
コンクリートの施工の不具合平成30年度 前期 No.38
鉄筋コンクリート梁の配筋の名称平成29年度 No.38
同じ分野で出る論点
関連分野・施工管理・施工では次の論点も問われます(問題の多い順)。まとめて対策すると得点が安定します。
出題実績は資格試験対策.netが平成29年度〜令和8年度の収録問題を集計したものです。要点と解説は当サイトの独自コンテンツです。最終更新 。