上水道
重要度 B専門土木で出題過去問 19問
上水道は、2級土木施工管理技士 第一次検定の平成29年度〜令和8年度(19回)のうち19回で出題された論点です(収録1189問中19問・重要度B)。出題されるのは専門土木です。
要点:配水管の布設、管の種類と継手、不断水工法。
覚える要点
- ダクタイル鋳鉄管は強く靭性があり継手に伸縮・可とう性があるが重く、継手によっては異形管防護が必要。鋼管は溶接で一体化し地盤変動に強いが伸縮継手・塗覆装が必要で、溶接は天候の影響を受ける
- ステンレス鋼管はライニング・塗装不要、硬質塩化ビニル管は軽く施工性がよいが低温時の衝撃に弱い、ポリエチレン管は融着継手で一体化するが雨天・湧水時に施工困難
- 布設は低所から高所へ、受口を高所に向け、表示記号を上にする。鋼管は良質な砂を敷いて据え付け(砕石は不可)、運搬は非塗装部に当て材。鋳鉄管の切断は切断機で直管のみ(異形管は切断しない)
- 埋戻しは両側から均等に層ごとに締め固め、既設埋設管との離れは 30cm 以上。塩ビ管は直射日光を避けて保管し、ポリエチレン管は管軸に直角に切断する
勉強のしかた:毎年1問で管種の特徴か布設の留意点。「低所→高所」「受口は高所向き」「異形管は切らない」「砂基礎」の4点と、管種ごとの長所短所を表で覚える。
この論点の引っかけ・間違えやすい点
収録している過去問の解説から、上水道で間違えやすい点を集めました。
- 令和8年度 後期 No.35:上水道は「取水→導水→浄水→送水→配水→給水」の順。送水管は浄水場から配水池まで、給水管は配水管から各戸への管である。
- 令和8年度 前期 No.35:砕石は道路などの基礎材として一般的なため正しく見えやすいが、鋼管の直下には砂を用いる。
- 令和7年度 後期 No.35:前半の「継手の溶接に時間がかかる」は正しいので、後半の「天候に注意することなく」を見落としやすい。
- 令和7年度 前期 No.35:「受口は高所」「表示記号は上」「異形管は切断しない」の3点がよく入れ替えられる。
- 令和6年度 後期 No.35:耐震継手(NS形・GX形など)は離脱防止機能を持つが,ダクタイル鋳鉄管全般が異形管防護不要なのではない。
- 令和6年度 前期 No.35:「低所から高所へ」「受口は高所に向ける」を逆にした記述がよく出る。
この論点の問題
上水道施設の名称(浄水場・配水池・給水管)令和8年度 後期 No.35
上水道の管布設工令和8年度 前期 No.35
上水道の配水管と継手令和7年度 後期 No.35
上水道の管布設工令和7年度 前期 No.35
上水道の配水管と継手の特徴令和6年度 後期 No.35
上水道の管布設工令和6年度 前期 No.35
上水道の配水管と継手の特徴令和5年度 後期 No.30
上水道の管布設工令和5年度 前期 No.30
上水道の管布設工令和4年度 後期 No.30
上水道の管布設工令和4年度 前期 No.30
上水道の導水管・配水管の特徴令和3年度 後期 No.30
上水道の配水管の特徴令和3年度 前期 No.30
上水道管きょの据付け令和2年度 No.30
上水道の管布設工令和元年度 後期 No.30
上水道の配水管の種類と特徴令和元年度 前期 No.30
上水道管の布設工事平成30年度 後期 No.30
上水道の配水管と継手の特徴平成30年度 前期 No.30
上水道の管きょの施工平成29年度 第2回 No.30
上水道の管きょの継手平成29年度 No.30
同じ分野で出る論点
専門土木では次の論点も問われます(問題の多い順)。まとめて対策すると得点が安定します。
出題実績は資格試験対策.netが平成29年度〜令和8年度の収録問題を集計したものです。要点と解説は当サイトの独自コンテンツです。最終更新 。