測量
重要度 B共通工学・施工管理法で出題過去問 19問
測量は、2級土木施工管理技士 第一次検定の平成29年度〜令和8年度(19回)のうち19回で出題された論点です(収録1189問中19問・重要度B)。出題されるのは共通工学・施工管理法です。
要点:水準測量・トータルステーション・GNSS、誤差と観測値の整理。
覚える要点
- 水準測量の地盤高は、既知点の地盤高+Σ後視−Σ前視。各区間の高低差は後視−前視で、出発点側の読みが後視、進む先の読みが前視。水平距離は計算に使わない
- トラバースの内角の和は 180°×(n−2) で閉合差を確認し、次の測線の方位角=前の測線の方位角±180°+内角(図で回る向きを確認する)
- 閉合比=閉合誤差÷測線長の総和を 1/x の形で表し、指定された桁で切り捨てて丸める
- TS の間接水準測量は HB=HA+iA+L·sinα−fB(新点側で観測するなら HB=HA+fA−iB−L·sinα)。器械高は観測点側で加え、測標高は視準点側で引き、俯角なら sinα は負
勉強のしかた:毎年1問で計算問題。水準測量の「後視を足し前視を引く」、方位角の求め方、TSの標高計算の式を手を動かして3回以上解いておく。
この論点の引っかけ・間違えやすい点
収録している過去問の解説から、測量で間違えやすい点を集めました。
- 令和8年度 後期 No.48:器械高iAは既知点側なので加え、測標高fBは求める新点側なので差し引く。高低角が正(仰角)なのでLA・sinαAは+150mになる。
- 令和8年度 前期 No.48:器械高iBは求める新点側なので差し引き、測標高fAは既知点側なので加える。高低角が負(俯角)なのでLB・sinαBは負になり、差し引くと+100mとなる。
- 令和7年度 後期 No.48:高低角が負(俯角)なので、Bが高い位置にある。符号を誤ってHAから150mを引かないよう、図の位置関係を確かめる。
- 令和7年度 前期 No.48:器械高iAは加え、測標高fBは差し引く。符号を逆にすると129.70mから0.6mずれる。斜距離に掛けるのはsinで、cosではない。
- 令和6年度 後期 No.48:閉合誤差は緯距・経距の誤差から√(0.006²+0.006²)≒0.0085mだが,問題では0.008mと与えられている。丸めは四捨五入でなく切り捨てである。
- 令和6年度 前期 No.48:先に内角の和で閉合差の有無を確かめる。ABの方位角から180°を引いてBAの方位角とし、それにBの内角を加える。
この論点の問題
トータルステーションによる標高の計算令和8年度 後期 No.48
TSの観測による新点の標高令和8年度 前期 No.48
トータルステーションによる標高の計算令和7年度 後期 No.48
トータルステーションによる標高の計算令和7年度 前期 No.48
トラバース測量の閉合比令和6年度 後期 No.48
閉合トラバース測量の方位角令和6年度 前期 No.48
閉合トラバース測量の閉合比令和5年度 後期 No.43
閉合トラバース測量の方位角令和5年度 前期 No.43
トラバース測量の閉合比令和4年度 後期 No.43
トラバース測量の方位角令和4年度 前期 No.43
水準測量による地盤高の計算令和3年度 後期 No.43
水準測量による地盤高の計算令和3年度 前期 No.43
水準測量による地盤高の計算令和2年度 No.43
水準測量による地盤高の計算令和元年度 後期 No.43
水準測量による地盤高の計算令和元年度 前期 No.43
水準測量による地盤高の計算平成30年度 後期 No.43
水準測量による地盤高の計算平成30年度 前期 No.43
水準測量(地盤高さの計算)平成29年度 第2回 No.43
水準測量による地盤高の計算平成29年度 No.43
同じ分野で出る論点
共通工学・施工管理法では次の論点も問われます(問題の多い順)。まとめて対策すると得点が安定します。
出題実績は資格試験対策.netが平成29年度〜令和8年度の収録問題を集計したものです。要点と解説は当サイトの独自コンテンツです。最終更新 。