トータルステーションによる標高の計算
これは2級土木施工管理技士 第一次検定 令和7年度 前期(2025年6月1日(日)実施) No.48の問題です。論点は「測量」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
新点Bの標高を求めるため,既知点Aからトータルステーションで新点Bに設置した反射鏡中心の鉛直角観測と距離測定を行って,下表の観測結果を得た。新点Bの標高として,適当なものは次のうちどれか。
ただし,既知点Aの標高は30.00mとし,AB両点共に偏心はなく,球差と気差を合わせた両差は考慮しないものとする。なお,sin 30° = 0.5。
| 既知点Aにおける観測結果 | 記号 | 値 |
|---|---|---|
| 高低角 | αA | +30°00′00″ |
| 斜距離 | LA | 200.00m |
| 既知点Aの器械高 | iA | 1.20m |
| 新点Bの測標高 | fB | 1.50m |

解答欄
正解
正解:(3) 129.70m
解き方
- トータルステーションによる間接水準測量では、新点Bの標高はHB=HA+iA+LA・sinαA-fBで求める。
- 高低差の鉛直成分はLA・sinαA=200.00×0.5=100.00mである。
- HB=30.00+1.20+100.00-1.50=129.70mとなるので、(3)が適当である。
選択肢ごとの解説
- (1)適当でない。HB=30.00+1.20+100.00-1.50=129.70mであり、119.70mではない。
- (2)適当でない。計算値は129.70mであり、124.70mではない。
- (3)適当。HB=HA+iA+LA・sinαA-fB=129.70mである。
- (4)適当でない。計算値は129.70mであり、134.70mではない。
引っかけ:器械高iAは加え、測標高fBは差し引く。符号を逆にすると129.70mから0.6mずれる。斜距離に掛けるのはsinで、cosではない。
同じ論点の過去問
令和8年度 後期 No.48トータルステーションによる標高の計算
令和8年度 前期 No.48TSの観測による新点の標高
令和7年度 後期 No.48トータルステーションによる標高の計算
令和6年度 後期 No.48トラバース測量の閉合比
令和6年度 前期 No.48閉合トラバース測量の方位角
論点ページ:測量の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和7年度 前期の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した2級土木施工管理技士 第一次検定 令和7年度 前期(2025年6月1日(日)実施) No.48。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する