閉合トラバース測量の閉合比
これは2級土木施工管理技士 第一次検定 令和5年度 後期(2023年10月22日(日)実施) No.43の問題です。論点は「測量」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
閉合トラバース測量による下表の観測結果において,閉合誤差が0.008mのとき,閉合比は次のうちどれか。
ただし,閉合比は有効数字4桁目を切り捨て,3桁に丸める。
閉合誤差 = 0.008m
| 側線 | 距離I(m) | 方位角 | 緯距L(m) | 経距D(m) |
|---|---|---|---|---|
| AB | 37.464 | 183°43′41″ | −37.385 | −2.436 |
| BC | 40.557 | 103°54′7″ | −9.744 | 39.369 |
| CD | 39.056 | 36°32′41″ | 31.377 | 23.256 |
| DE | 38.903 | 325°21′0″ | 32.003 | −22.119 |
| EA | 41.397 | 246°53′37″ | −16.246 | −38.076 |
| 計 | 197.377 | 0.005 | −0.006 |
解答欄
正解
正解:(3) 1/24600
解き方
- 閉合比は,閉合誤差を測線長の総和で割り,分子を1とした分数で表す(閉合誤差は√(0.005²+0.006²)≒0.008mで表の値と一致する)。
- 閉合比=0.008÷197.377=1/24672.1…となる。
- 有効数字4桁目を切り捨てて3桁に丸めると1/24600であり,(3)が正しい。
選択肢ごとの解説
- (1)誤り。24672を3桁に丸めても24400にはならない。
- (2)誤り。24672の4桁目を切り捨てると24600で,24500にはならない。
- (3)正しい。197.377÷0.008=24672の4桁目以下を切り捨てて24600となる。
- (4)誤り。24700は4桁目を四捨五入した値で,切り捨ての指示と合わない。
引っかけ:丸め方が四捨五入ではなく「4桁目を切り捨て」なので,24672は24700ではなく24600になる。
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→令和5年度 後期の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した2級土木施工管理技士 第一次検定 令和5年度 後期(2023年10月22日(日)実施) No.43。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する