水準測量による地盤高の計算
これは2級土木施工管理技士 第一次検定 令和2年度(2020年10月25日(日)実施) No.43の問題です。論点は「測量」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
測点No.5の地盤高を求めるため,測点No.1を出発点として水準測量を行い下表の結果を得た。測点No.5の地盤高は,次のうちどれか。
| 測点No. | 距離(m) | 後視(m) | 前視(m) | 高低差(m) + | 高低差(m) − | 備考 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 0.8 | 測点No.1…地盤高 8.0m | ||||
| 2 | 20 | 1.6 | 2.2 | |||
| 3 | 30 | 1.5 | 1.8 | |||
| 4 | 20 | 1.2 | 1.0 | |||
| 5 | 30 | 1.3 | 測点No.5…地盤高[ ]m |
解答欄
正解
正解:(2) 6.8m
解き方
- 昇降式の野帳では、求める点の地盤高 = 既知点の地盤高 + Σ後視 − Σ前視 で計算する。
- Σ後視 = 0.8 + 1.6 + 1.5 + 1.2 = 5.1m、Σ前視 = 2.2 + 1.8 + 1.0 + 1.3 = 6.3m である。
- 測点No.5の地盤高 = 8.0 + 5.1 − 6.3 = 6.8m となり、(2) である(途中の地盤高は No.2 が6.6m、No.3 が6.4m、No.4 が6.9m)。
選択肢ごとの解説
- (1)適当でない。6.4m は途中の測点No.3の地盤高で、No.5 は6.8mである。
- (2)適当。8.0 + 5.1 − 6.3 = 6.8m である。
- (3)適当でない。Σ後視 − Σ前視 = −1.2m なので、No.5 は 8.0 − 1.2 = 6.8m である。
- (4)適当でない。高低差の合計は −1.2m で、No.1 より低い6.8mとなる。
引っかけ:区間ごとに高低差(後視−前視)を出して地盤高を順に求めると、途中の No.3(6.4m)を答えにしてしまう誤りを防げる。最後に Σ後視−Σ前視 で検算する。
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出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した2級土木施工管理技士 第一次検定 令和2年度(2020年10月25日(日)実施) No.43。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する