水準測量による地盤高の計算
これは2級土木施工管理技士 第一次検定 平成30年度 後期(2018年10月28日(日)実施) No.43の問題です。論点は「測量」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
測点No.5の地盤高を求めるため,測点No.1を出発点として水準測量を行い下表の結果を得た。測点No.5の地盤高は次のうちどれか。
| 測点No. | 距離(m) | 後視(m) | 前視(m) | 高低差(m) + | 高低差(m) − | 備考 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 1.2 | 測点No.1…地盤高5.0m | ||||
| 20 | ||||||
| 2 | 1.5 | 2.3 | ||||
| 20 | ||||||
| 3 | 2.1 | 1.6 | ||||
| 20 | ||||||
| 4 | 1.4 | 1.3 | ||||
| 20 | ||||||
| 5 | 1.5 | 測点No.5…地盤高[ ]m |
解答欄
正解
正解:(2) 4.5
解き方
- 昇降式では、求める点の地盤高 = 既知点の地盤高 + Σ後視 − Σ前視 で計算する。
- Σ後視 = 1.2 + 1.5 + 2.1 + 1.4 = 6.2m、Σ前視 = 2.3 + 1.6 + 1.3 + 1.5 = 6.7m である。
- 測点No.5の地盤高 = 5.0 + 6.2 − 6.7 = 4.5m となり、(2) である(途中の地盤高は No.2 が3.9m、No.3 が3.8m、No.4 が4.6m)。
選択肢ごとの解説
- (1)適当でない。Σ後視 − Σ前視 = −0.5m なので、4.0m にはならない。
- (2)適当。5.0 + 6.2 − 6.7 = 4.5m である。
- (3)適当でない。Σ後視と Σ前視が等しくないので、No.1 と同じ5.0m にはならない。
- (4)適当でない。5.5m は高低差を前視 − 後視と逆にした値で、正しくは No.1 より0.5m低い。
引っかけ:高低差は「後視 − 前視」で求める。前視 − 後視と逆にすると (4) の5.5m になる。最後に Σ後視 − Σ前視 で検算する。
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出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した2級土木施工管理技士 第一次検定 平成30年度 後期(2018年10月28日(日)実施) No.43。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する