水準測量による地盤高の計算
これは2級土木施工管理技士 第一次検定 平成30年度 前期(2018年6月3日(日)実施) No.43の問題です。論点は「測量」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
下図のようにNo.0からNo.3までの水準測量を行い,図中の結果を得た。No.3の地盤高は次のうちどれか。なお,No.0の地盤高は10.0mとする。

解答欄
正解
正解:(3) 12.0m
解き方
- 高低差=後視−前視で求める。No.0→No.1:2.6−0.6=+2.0m、No.1→No.2:0.4−1.8=−1.4m、No.2→No.3:1.6−0.2=+1.4m である。
- 高低差の合計は+2.0−1.4+1.4=+2.0m となる(後視の合計4.6m−前視の合計2.6m=+2.0m でも同じ)。
- No.3の地盤高=10.0+2.0=12.0m。したがって (3) である。
選択肢ごとの解説
- (1)誤り。No.1→No.2の−1.4mとNo.2→No.3の+1.4mは打ち消し合い、12.0mになる。
- (2)誤り。高低差の合計は+2.0mで、地盤高は12.0mになる。
- (3)正しい。10.0+2.0=12.0mである。
- (4)誤り。後視の合計4.6m−前視の合計2.6m=+2.0mで、12.0mになる。
引っかけ:各レベルから見て進行方向の手前(左)の標尺の読みが後視、先(右)の読みが前視である。図中の水平距離(30.0m、50.0m、30.0m)は地盤高の計算には使わない。
同じ論点の過去問
令和8年度 後期 No.48トータルステーションによる標高の計算
令和8年度 前期 No.48TSの観測による新点の標高
令和7年度 後期 No.48トータルステーションによる標高の計算
令和7年度 前期 No.48トータルステーションによる標高の計算
令和6年度 後期 No.48トラバース測量の閉合比
論点ページ:測量の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→平成30年度 前期の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した2級土木施工管理技士 第一次検定 平成30年度 前期(2018年6月3日(日)実施) No.43。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する