品質管理

重要度 B施工管理法で出題過去問 21問

品質管理は、2級管工事施工管理技士 第一次検定の平成29年度〜令和8年度(17回)のうち17回で出題された論点です(収録884問中21問・重要度B)。出題されるのは施工管理法です。

要点:品質管理の考え方、検査(全数検査・抜取検査)、配管の試験方法。

覚える要点

  • 全数検査とするのは不良が重大な結果を招くものや後から確認できないもの。ボイラーの安全弁の作動、給水配管の水圧試験、防火区画の穴埋め、埋設排水管の勾配、排水ポンプの自動発停など
  • 抜取検査とするのは破壊検査になるものや数が多く品質が安定しているもの。温度ヒューズの作動試験、コンクリートの圧縮強度、ダクトの吊り間隔、ねじ加工の検査など
  • 抜取検査の条件は、ロットとして処理できる、試料をランダムに抜き取れる、品質基準が明確で判定に再現性がある、合格ロットにある程度の不良品の混入が許される、の4つ
  • 給水管は水圧試験、自然流下の排水管は満水試験・通水試験(水圧試験はしない)、排水ポンプの吐出し管は水圧試験、ガス管・冷媒管・油管は空気や窒素による気密試験とする
  • 受水タンクは満水試験、浄化槽は満水にして24時間以上漏水がないことを確かめる。高置タンク以下の給水配管の水圧試験は静水頭に相当する圧力の2倍(最小0.75MPa)
  • 防火区画の貫通部のすき間はモルタルなどの不燃材料で埋める。難燃材料では不可
  • 品質管理の目的は設計図書で要求された品質を満たす施工で、手直しが減って原価は下がる。計画・実施・確認・処置を繰り返すのがデミングサークル(PDCA)

勉強のしかた:毎回1〜2問。全数検査か抜取検査かを問う問題が大半で、「破壊検査は抜取り、重大な不良や隠れる部分は全数」の基準で判断する。試験方法は管の種類(給水・排水・ガス・冷媒)と組で覚える。

この論点の引っかけ・間違えやすい点

収録している過去問の解説から、品質管理で間違えやすい点を集めました。

  • 令和8年度 前期 No.31:不良が重大な結果を招くものは全数検査、検査すると製品がだめになる破壊検査は抜取検査。
  • 令和7年度 後期 No.31:不良品が1つでもあると人命や重大な損害につながるものは全数検査とする。
  • 令和7年度 前期 No.31:全数検査は「不良が重大な結果を招くもの」「後から確認できないもの」、抜取検査は「数が多く品質が安定しているもの」である。
  • 令和6年度 後期 No.31:品質管理の効果は「品質の向上」「手直しの減少」「原価の低減」「信用の向上」とまとめて覚える。
  • 令和6年度 前期 No.31:全数検査=隠ぺい部・不良が重大なもの(埋設管の勾配、配管の水圧試験など)。抜取検査=破壊試験・数量の多いもの。
  • 令和5年度 後期 No.31:品質管理の効果は「品質の向上・均一化」「手直しの減少」「原価の低減」「信用の向上」である。

この論点の問題

同じ分野で出る論点

施工管理法では次の論点も問われます(問題の多い順)。まとめて対策すると得点が安定します。

出題実績は資格試験対策.netが平成29年度〜令和8年度の収録問題を集計したものです。要点と解説は当サイトの独自コンテンツです。最終更新 。