令和元年度 問34論点:建設機械重要度 B配点 1点未着手

舗装の施工機械

これは1級舗装施工管理技術者 一般試験 令和元年度(2019年6月23日(日)実施) 問34の問題です。論点は「建設機械」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。

施工機械に関する次の記述のうち、不適当なものはどれか。

解答欄

選択肢を 1 つ選んで「採点する」を押してください。

正解

正解:(3) アスファルトフィニッシャの締固めは、スクリードの振動のみによるタイプと、タンパの上下動のみによるタイプと、その両者を併用するタイプがある。

解き方

  1. アスファルトフィニッシャのスクリードの締固め装置には、スクリードを振動させるバイブレータ式と、タンパの上下動とバイブレータを併用するタンパ・バイブレータ式がある。タンパだけを装備したスクリードは初期の機械のもので、現在は用いられていない(日本建設機械施工協会「アスファルトフィニッシャの変遷」)。タンパの上下動のみによるタイプを挙げた (3) が不適当である。
  2. (1) スリップフォーム工法でプレーサスプレッダを用いる場合、運搬車は舗設車線の外(隣接車線など)からコンクリートを荷下ろしするので、そのための余裕幅が必要になる。(2) 瀝青安定処理路盤材料は、加熱アスファルト混合物と同じくアスファルトフィニッシャで敷き均す。
  3. (4) 路床土の締固めはローラで行うのが基本だが、含水比の高い粘性土などで、こね返しや過転圧によって強度が低下するおそれがある場合は、接地圧の小さいブルドーザ(湿地ブルドーザ)で締め固める。

選択肢ごとの解説

  1. (1)適当。プレーサスプレッダは舗設車線の外で荷を受けるので、荷下ろしのための余裕幅が必要である。
  2. (2)適当。瀝青安定処理路盤材料はアスファルトフィニッシャで敷き均す。
  3. (3)不適当。締固め装置はバイブレータ式とタンパ・バイブレータ併用式で、タンパの上下動のみによるタイプは用いられていない。
  4. (4)適当。こね返しや過転圧のおそれがある場合は、ローラに代えてブルドーザ(湿地ブルドーザ)で締め固める。
引っかけ:スクリードの締固め装置は「振動(バイブレータ)」と「タンパ+振動」の 2 種類。もっともらしい 3 分類(振動のみ・タンパのみ・併用)にすり替えた文である。

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出典:一般社団法人 日本道路建設業協会が実施した1級舗装施工管理技術者 一般試験 令和元年度(2019年6月23日(日)実施) 問34。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する